前日、無事にポマードリーゼントデビューを果たし、
人の車(いつも送ってくれる仕事仲間)に強烈な香りを残しながら帰宅。
あー、いいライブだったよなーとまずはお風呂につかって一息。
・・・・あ、そうか。この頭、洗わなきゃならんのだな。
ダイエースプレーで頭を立ててたあの若かりし頃。
シャンプーなどではまず落ちてくれない。
安さと引き替えのデンジャラスな品質がエレーヌスーパーハード(青)。
まずは洗面器に張った熱湯に頭をしばらく漬けて、
ふやけた頃に石けんでスプレーを落としにかかる。
もちろんそのままでは髪の毛はキッシキシだ。
「その方が翌日も髪の毛を立たせやすいからオレは石けんだけで済ませてる」
そんな事を言ってたアイツとはもう25年以上会っていない。
もしかしたら、その時の心意気と引き替えに現物そのものを失っているかも知れない。
25年の年月とはそれぐらい人(の外見、つーか頭髪の状態)を変える。
季節が君だけを変える、というそんな生やさしい物ではないのだ。
とりあえず普通にシャンプーをしてみる。
なんとなくポマードは落ちてくれた気がした。
「なんでえ、そんな心配する事ねえやん」
お風呂から上がってそのまま眠りについた。
そして数時間の後目覚めたら・・・・・
あれ、どこからか漂うジャコウの香り。
どこだ?どこ?
もしかしたら・・・・と嫁さんに髪の毛の匂いをかいでもらう。
「うん。匂いする。」
お、落ちてないんかよもしかして!
もう一度、頭を洗う。
かわかす。
これでいいだろ、さすがに・・・・・・
歩くとふわっと・・・・ジャコウの香り。
なんちゅう強力なやっちゃこいつ!
調べてみると、油性ポマードっていうのはもうそういう物らしくて
それ専用のDAXというシャンプーまで売られてる様子。
植物油であるジャコーブリアンでこれなら、動物性のマーレイとかどうなるんだ・・・
そこで見つけたこのブログ記事。
なんと、メイク落としをまず髪全体に馴染ませてからシャンプーを!!
確かにそれなら油VS油だから問題はなさげ。
しかしメイクアップリムーバーを髪に塗りたくる、なんてのはなかなか出来そうにない。
そして見つけたツイート。
@kokugun_kokugi @inu_ningen0316 油性ポマードもシャンプーじゃ落ちないのですが、牛乳で流すと一発で落ちます。
— Noah's Mill (ノアズミル) (@noahsmill) November 30, 2012
牛乳・・・・・・
なんというか、もうそこまでして油性使わなくてもいい気がしてきた・・・
物は試し、とは言うんですけどねえ。