エレアコを借りっぱなしなバンド友達から誘いをうけまして行ってまいりました。
なんとも久々の大阪MUSE HALLで見たのはこちら。

The Mackshowです。コルツの方は何度かライブに参戦してましたがマックショウは実は初めて。
MOJO CLUB、The Grooversなど3ピースバンドが大好きな自分にとっては気になってたバンドなのでとても楽しみでした。

なんとも久しぶりの大阪MUSE。
入った瞬間思ったのは「こんなに狭かったっけ?」という事でした(笑)
それこそここには出た事もありますし、色んなバンドを見に来てたんですがBIG CATやフラミンゴ・ジ・アルージャなどが出てきたせいなのか、広さの感覚がインフレを起こしているようです。
それこそ若い時はミナミ界隈では一番広かったのがここだった気がしますがね。

演奏はもう爆音で~というイメージだったのですが、さすがはベテラン。
音量も控えめできっちりとしたアンサンブルのバランスだったのでちゃんと歌が聞き取れました。
自分も演奏する上でこういう事に気付いたのはここ最近だったりするんですけどね(笑)

なんといっても神田さんのベースがうまい事。
あれだけ動いてコーラスもしてるのに、手の先を見るとものすごい冷静にピッキングしてはるんですわ。
音の粒もばっちり揃ってるし、ベーシストがベースの何たるかをわかっているというのはロックバンドにとっては何より大事なんやな、と思いました。
見た目だけ派手でピッキングがムチャクチャなんはよく見かけますけど、ありゃあやっぱダメですな(笑)

あえて「昭和」というコンセプトでその枠内で曲も作ってる、という岩川さんのインタビューをどっかで読みましたが、本当にあの人は和洋問わず様々なロックンロールをよく研究してはるんやな、と思いました。
3コードだけじゃなくて、ちょいとⅣmなんかも混ぜたりしてる辺りがうまいなあ、と。
それこそ御大大瀧詠一氏ぐらいに評価されてもええんちゃうかなあ、とも思ったり。

歌詞もメッセージ性もあえて避けているのか「恋の~」というタイトル多め。
それこそ聞き手側はな~んも難しい事考えずに、ただ単に騒いで楽しむ事が出来るってのがとても良いなと思いました。
逆にこういうバンドって他には全くおらんのちゃうやろか。

考えてみると岩川さん、神田さんのお二人をここ大阪MUSEで見たのはRollieのラストツアー(1990年頃?)。
そこからThe Coltsの「Life is a Circus」のツアー(1993年頃?)
そして、今回と。
そりゃ自分もお二人も歳を取るわけですよね(笑)

マックショウ、次もまた見に行きたいと思います。

今回のライブもこの2曲からスタートでした。

P.S.借りっぱなしのエレアコは返しました(笑)