嫁さんがiPhoneにしたのをきっかけに、Cookpadの有料会員になってみました。
月額295円(これはWeb登録の値段。iPhoneアプリからの課金は350円)です。

Cookpadにお金を払って何を得られるねん?というのは

  • レシピ一覧を人気順で見ることが出来る。
  • 目的別レシピ一覧を見ることが出来る。
  • 専門家厳選レシピ一覧を見ることが出来る。
  • カロリー、塩分量を見れて絞り込み検索が出来る。
  • Myフォルダ保存件数が無料なら20件だが3000件に。

という5つの機能が追加されるという事。
この「使い勝手向上」に課金するというビジネスモデルは大したもんですねえ。

人気順ってのはあまり興味がないのですけども
子供用メニュー一覧を見たい!という時にすぐにアクセスできる機能に
月額295円払うのなら、全然抵抗はありません。
メシを作る時って「時間」はとっても大切なのは実感しておりますが故に(笑)

さて、ここで気になるのはiOSとAndroidのアプリの違いです。

嫁さんに「プレミアム会員になったよ!」と告げて、iPhoneでアプリを起動しても
「何が便利になったかわからんよ」と言うではありませんか。
何を言っておるのだ、こんなに便利な一覧がここにあるじゃないかと
自分のAndroidアプリを起動させてみると・・・・あれれ?

違う。全然違うよ。

iOS版のアプリには「子供」とかのカテゴリ一覧がどうやっても出てこないのです。
そこで色々と調べてみましたら、公式サイトに以下の記述が。

  • 「今月のつくれぽ100人レシピ」の機能はiPhoneアプリではご利用できません。
  • 「今日の献立」機能はiPhoneアプリではご利用できません。
  • 専門家厳選レシピはiPhoneアプリではご利用できません。
  • 検索結果の絞り込み機能はiPhoneアプリはご利用できません。

なんじゃそら。なんもでけへんやないか。

公式サイトには
「iPhoneでこの機能を使いたい場合はSafari経由でWebを見ろ」と書いてありました。
スマートフォンサイト用のWebサイトが用意されてるからまだいいのですけども
なんでほとんどの機能が使えないのにiPhoneからの課金だと350円になるのでしょう。

iPhoneなんてけっこうなシェアがあるのになんでこんな事になってるのか
さらに調べてみたら次のサイトを見つけました。

ネイティブでもHTML5でもない「ハイブリッドアプリ」の価値
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/rails/2012/10/html5-d1ba.html

このサイトの記事によると・・・・

iOSではJavaScriptでネイティブ機能をブリッジする開発者向けの仕組み自体は用意されているものの、審査に通る見込みが低いことからクックパッドでは同様のアプローチによるiOS向けアプリのリリースには至ってないそうです。

Android版のアプリはもうWebアプリとなっていてHTML5での実装だそうですが
同じような事をiOSでやろうとしても、
審査に通らずにApp Storeに置いてもらえない、という事だそうで・・・

そういう事情だからこそ、公式サイトに「Safari経由で見てくれ」と
書くしかなかったんですねえ・・・・

それにしてもこれは本当にもったいないお話です。
結局、嫁さんのiPhoneにはSafari経由のCookpadに飛べるように
ホームにショートカットを作成して、アプリを使わない様にしました。

で、なんでiPhoneからの課金が高いのは謎なんですけどもねw

色んな事情があるもんだなあ、と感心しました。

Safariから見たCookpadは普通に使えますので
プレミアム会員になったiPhoneユーザーはSafariから見るようにしなければ
ほとんどの機能が使えないので、ぜひSafari経由に切り替えましょう。