先日、Appleの発表会がありましていよいよiPhone6sが発表されました。
個人的には生粋のアンドロイダーなので「ふーん」という感想でしかないのですが
「iPhoneとスマホ(主にAndroidを指すと思われる)どっちがいいの?」という質問は
こういう時期になるとよく聞かれる事でもあります。
この間、TOYOTAのディーラーに行った時に、担当の営業の人とお話してた際に
「僕等(トヨタの)営業にとって、何がしんどいかってau携帯のノルマがある事」という
お話を聞いてちょいとびっくりしてしまいました。
そういえば、auとTOYOTAって提携してる事をこの時思い出したわけでして。
「クルマの事ならスラスラ答えられるんですが、携帯となると実は・・・」と
彼はちょっとしんどそうに話してたのがすごく印象的でした。
その彼にも「正直、どっちがいいんですか?」と聞かれた時に
自分が一生懸命話した事が、彼にとってすごくヒントになったようで
大変喜んでくれたのをきっかけに、再度これを整理してみようと思った2015の秋。
まずはAndroidスマホにあってiPhoneにないものを抜粋する
これをざっとでも良いから頭に置いておくと、自分の用途で選べるかなと。
- 防水機能
- Felicaを利用した各種おさいふケータイアプリの使用
- SDカードなどの外部ストレージ使用
- ホーム画面へのウィジェット追加
この4つが頭に浮かぶ今の時点(2015年9月)での差異。
これのうち、一つでも使いたい機能があるなら今の時点ではiPhoneを選ぶのは
ちょいとしんどいのではないかと思います。
1の防水機能に関してはこれはハード本体が対応してないので仕方ありませんが
2に関しては昨年のiPhone6からはNFCを搭載してますし、
実際Apple Payというサービスもアメリカでは開始されておるのですが
このNFCのAPIには社外デベロッパーのアクセスが今の所認められてない上に
Apple Pay自体も日本ではサービスの開始が未定の状況。
それでもNTTドコモからは「おサイフケータイジャケット01」という
Buetoothで接続するカード端末(とケースで運用する)という
豪快な製品も出てはいますが、対応サービスの少なさがしょっぱ過ぎて
実用に耐えるとは言いがたい状態。
3の外部ストレージ機能も長い事Androidを使ってきたのでわかりますが
この「SDカードの質」というのもそれなりにトラブルの元だったりします。
今ではiPhoneにも128GBという大容量もありますが故に
これは特に問題視しなくても良さげかな。
4のウィジェットに関しては、一応通知センターに設置出来るように
今では改良されております。
これも一番最初にスマホを使う人にとっては
「最初に触る物こそ自分の普通」という事なのでこれも問題視しなくても大丈夫。
自分はウィジェットをホーム画面に置く事が今では必須なので
ここも譲れない部分でもありますが(笑)
なので「防水であるが事」「モバイルSuicaとEdyをスマホで完結したい」の
2点が絶対に譲れないポイントであるならば、iPhoneを選ぶのはナシだと思います。
しかしそれでもやっぱり最初はiPhoneがいいと思う理由
「ガラケーからいよいよスマホにしようと思うんだ」という人には
やっぱり僕はiPhoneがいいんじゃないかと思うのです。
- iPhoneは1ブランドの強みがある
これはどういう事かというと、Androidスマホは色んなメーカーが出してるが故に
ハードウェア性能もピンキリなのが原因。
それこそカメラ自体の性能もアプリのチューニングも、
信じられないぐらいのひどいスマホとかがあったりするのが現実。
人に聞こうとしても、同じメーカーの同じ筐体を持つ人がいなけりゃどうもならん。
それだけでもう最初にスマホを持つ人にとって
「もうスマホなんて」と思う原因になりかねませぬ。
その点、iPhoneは誰の手にも同じ物が行き渡ってる事実は大きいのですね。
- 自由度の低さこそが敷居の低さに繋がる
iPhoneはホームアプリの変更すら出来ない事を揶揄する人もいますが
そういうのは使いこなして「こういうのがあったらいいなあ」と
思った時に初めて生きてくるわけでして。
誰もが与えられた物をそのまま使用している、のはやっぱり強みでもあります。
SDカードの質ですらトラブルに繋がる可能性があるAndroidは
やっぱり敷居が高いかな、と思ってしまうんですよね。
これからどちらもどういう進化をするのかはわかりませんけども
2015秋の現状で言うとこれが一番確実な気がします。
僕自身はやっぱりカスタマイズする事自体に楽しさを感じるのと
防水、おサイフケータイ、そしてカメラ性能というのを
スマートフォンに求めてしまうので、XPERIAしか見えておりませんが(笑)