週末、本当は家族で初の泊まりキャンプにマキノ高原に向かうはずだったけども、雨予報の為にキャンセル。
そのために大きいテント、クーラーボックスを買って家族全員楽しみにしてたんですが、初回泊まりキャンプが雨の中、ってのは今後のモチベーションに関わると思いまして(笑)
「二度と行かねえ」ってなるのは目に見えてましたし。
てなわけで、外は雨模様。
代わりに遊びに行く場所にスポッチャやカラオケ、なんて話を朝からしてましたが、長男は早々と友達と遊ぶ約束を。
雨を防げる→アーケード→と思考が進んだ後、天六あたりをブラブラ散歩してみねえかという話に。
GEKOライブで天神橋筋2丁目あたりは毎月行ってるけども、天六あたりはいつも車で通り過ぎるのみ。
ましてや、あの辺りをブラブラするとか30年以上のブランクがある気が・・・・
長女も妻ももちろん行くのは初めて、って事で車に乗って天六まで。
少し北側のコインパーキングに車を放り込んで、そこから散歩。
この信号、自転車に乗って待ってた想い出が蘇る。
記憶の中ではもう少し幅があったような気もするけども、それはきっと思い出補正なんでしょうな。
「この本屋・・・・」ここでいつもベーマガ(マイコンBASICマガジン)買ってたな・・・
その真横にはゲームセンター(恐らく店名はゲームプラザ)があったはずやけど、すでになく別の店舗になってました。
記憶の濁流、の如く色んな想い出が頭の中に蘇ってきます。
右に抜けると中崎町商店街、の十字路を左へ。
アーケード抜けた正面にあったビルの2Fの美容室で髪を切ってもらってましたが、そこは飲食店に。
天満市場も屋台街に様変わりしていて、市場は2005年に建設された「ぷららてんま」というタワマンの下に移転したとか。
昼間から屋台は若者で溢れていて、記憶とは全く違う風景がそこには広がってました。
これはこれで、とても楽しそうなとこやないの。
業務スーパーの横、というロケーションになってたストリップ小屋。
子供の頃から横目で眺めていたものの、あれから40年以上経った今でもまだ行けてない。
アーケードを南下しつつ、長女に「昔、あそこ曲がったらクレープ屋があって」という話をしてたら、まだあったのでびっくり。
恐らくもう40年以上、ここで営業し続けているはず。
看板もメニューのフォントも、記憶の中のまま変わってない気がした。
甘い系、甘くない系と大きなカテゴリーで分けられてたクレープのメニューも健在で、自分はよくエッグポテトを食べてましたな。
ここにたどり着いた時点でけっこう腹一杯だったので、今回は食べれなかったけど次の楽しみが出来た。
アーケードを再度北上して、前から来てみたかった「大阪暮らしの今昔館」へ。
1830年代の街並みを実寸で再現している、のもすごかったけど、何よりこの照明効果がすごく自然で驚きました。
夜から朝へ、そして夕暮れ時。ここって外やったっけ?と勘違いするレベルの自然さ。
展示物の模型もとても精巧で大阪の街の移り変わりがよくわかりました。
大正時代の街並み。すでに長屋がコンクリート形式になってて、テラスハウスって風情になってるのが印象的でした。
4時間ほどの散策でしたが大満足でした。
すっかり変わってしまった場所、まったく変わってなかった場所それぞれの歴史の積み重ね。
街中に平気でポルノ映画のポスターが貼られてて、公園の入口のドラム缶で何でも燃やしてた記憶の風景が、すっかり様変わりしつつも今でも元気に生きてるんやなあ、と実感しました。
きっと近いうちにまたなんぞ食べに行くと思います。








