今日は朝からいい天気でした。
夕方から地元の夏祭りのお手伝いがあったので仮眠をとる必要があり
正午の黙祷に参加することは出来ませんでした。
70年目の終戦記念日。
キリのいい数字という事もあり、太平洋戦争関連の番組がNHKでは連日放送されていた。
もはや語り部とされる方々も高齢になっているために皆さん80歳以上の方々ばかり。
記憶の風化を避ける為なのか、今年のNHKスペシャルはコンピュータを駆使して
白黒映像をカラー化したり、凄惨な場面をコンピュータグラフィックスで再現という
「絵空事」から「現実」への変換作業がテーマだった気がする。
玉音放送も終戦70年にあたる今年、宮内庁のWebサイトにて原盤が公開されてました。
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/taisenkankei/syusen/syusen.html
今までは番組の後ろで流れてたりとかでしか聞けなかった玉音放送も
こうして原盤を聞いてみると、声の生々しさが残っている事に驚きました。
それこそこのスクラッチノイズ除去してリマスターとか出来そうですが
宮内庁の管轄だとおいそれそんな事も出来ないのかも知れませんね。
テクノロジーの進化は、遠い日の記憶をより近く、そして現実的な物へと近づけてくれる
というのを目の当たりにしたこの70年目の記念日でした。
今も70年前も空の下で生きているのは同じ人間だと言う事を感じずにはいられません。
だからこそ祈りを絶やしてはいけない気がします。
それと、正しい事実を知ろうとする努力を続ける事も。
そして本日、結婚して10年目を迎えました。
年月が流れるのは本当にあっという間だなあという再認識とともに
日々を悔いなく積み上げて行こうと思います。