20歳で天寿を全うした愛猫が空に帰ってから4年が過ぎました。
自宅から15分ほど車で走った所にあるお寺で彼は眠っているので
命日(10/7)を少し過ぎてしまいましたが、お墓参りに行ってきました。
彼が埋葬された頃とは違い、色んなオプションサービス(笑)が始まっているようで
ネームプレートがずらりと立ち並ぶ慰霊碑。
こういう所とはいえ、やっぱりお金が動かないと立ちゆかないのは世の常であります。
後からでも追加出来るのならば、追加してもいいのかなとも思いますが
なんとなく聞けないまま本日は帰りました。
彼は猫にしては長寿の20歳で空に帰っていきましたが、この立ち並ぶプレート内には
20歳を越える猫はいませんでした。
線香をあげて、手を合わせながら24年前に思いを馳せる。
1991年。当時僕は20歳だった。
夢を追う、というよりも生活自体に追われてたといっても過言ではない頃。
・・・・今でもそうかもしれませんがw
阪急電車の線路沿いで捨てられてミーミー泣いていた2匹を連れて帰ったのは
確か6月から7月のこれから暑くなりそうな季節だったような。
連れて帰った翌日に仕事に行った際、家に残してきたのが心配で心配で
仕事あがったら本当にダッシュで家に帰った事を思い出します。
鍵をガチャガチャ開ける音にびっくりして、冷蔵庫の下に隠れてた二匹。
そして、その音の主が自分だとわかった途端に走り寄って来た時の映像は
未だに鮮明に記憶に残っています。
たった1日で猫は慣れる、というか世話してくれる人を覚える事を知った瞬間でした。
1991年に起こった出来事の一覧表をネットで見つけました。
http://nendai-ryuukou.com/1990/1991.html
ヒット曲は小田和正の「ラブストーリーは突然に」。
ちょうどトレンディドラマの元祖の「東京ラブストーリー」が放映されはじめた年ですが
恐らくリアルタイムの時はなんの興味もなくて後年、再放送かなんかで見た記憶が。
それよりなにより、この一覧に載っている全ての事柄とリンクする
当時の想い出が何一つ自分の記憶に残っていないという事にびっくりしました。
愛猫を拾って帰ったのがたまたま1991年だった、という記憶のリンクが
今回ようやく果たされたわけです(笑)
テレビも映画も見ず本も読まず、何をしていたんだろうなあほんとに。
ギターばっか弾いてた、といえばカッコがいいのかも知れませんが
20歳当時は高校の時からやってたバンドが解散して、なんもしてなかったので
おそらくスーパーファミコンばっかりやってたんだろうな、と。
画面に映るマリオカートに向かって子猫がぴょんぴょん跳ねてる記憶があるので
その猫が愛猫なんでしょうね(笑)
1991年、20歳。
タイムマシンなんてものがあるのなら、空の上の方から当時の自分を眺めてみたいもんです。
まだそっちには行くつもりはないけど、こっちはなんとかやってるよ。
また来年な。