長男の小学校卒業式が終わり春休みに突入。
そんな時にうまいこと木曜日に祝日が入って全員休日になるというグッタイミン。
ちょいとばかり遠出してみるか、と選んだのは200kmほど離れた博物館明治村(公式サイト

義母に話すと「行ってみたい」という事だったので総勢5人で6時起きで向かいました。
「古い建物がいっぱいある」というだけではどうも心が動かない長男がふてくされた感じではありましたが・・・・

この前の南禅寺~銀閣寺が楽しめたのならきっと大丈夫、となんとか説得して連れて行くことに。
いや、それよりも神戸の異人館の時も楽しんでたから、あれよりも規模が大きいとこやで・・明治村は・・

長女に関してはすでにアンティークを通り越して最近では廃墟好き、という経験値なので明治の建物とか狂喜するに違いない。
そんな事を色々考えながらも名神高速を小牧東ICに向けて車は走る。
すこし肌寒いが雲一つ無い青空。散策するには最高の天気である。

帝国ホテル玄関。フランク・ロイド・ライトの設計

明治村は正門前に公式駐車場ではなく、民間の駐車場しかない。
オンシーズンだと料金はどちらも同じなので、どちらに駐めるかはもはや好み。
今回は義母が「帝国ホテル玄関」をゆっくり観たい、との事なので公式駐車場のある北口からの入園となりました。

なんとも残念だったのが園内を走るSL列車が運休してた事。
ブレーキ周りに整備が必要、という説明でした。

建物ばっかり~??とブーたれてた長男も「弓矢」「射的」というアクティビティ、そして定番のスタンプラリーで機嫌は最高に。
コロッケやカレーパンなど買い食いしまくった事も吉と出たようで。

北里研究所本館・医学館

三重県庁舎

見る物全てが圧巻、とはまさにこの事。
よくぞこれらを残しておこう、と事業にしたもんよなあと感心、そして感謝の気持ちでいっぱいに。
特に戦後復興の流れで、新しい物が正義!みたいな時代もあったでしょうしね。

聖ヨハネ教会堂。元々は京都河原町通五条に建っていた。

ハリー・ポッターから英国アンティーク、という流れで好みを形成してきた長女にとって、この教会はいたく感激してました。
これがあの京都の街中に建っていた、なんて信じられませんわ・・・

朝10時過ぎに入園したものの、全部ゆっくりと見る事は時間が足りず。
あっという間の閉園時間に。
北口に戻るにはそれなりの上り坂なので、女性陣は園内周遊バス、男性陣は歩きで向かう事にしました。

歩きながら長男に「今日は楽しかったか?」と聞いたら「射的が一番面白かった」と(笑)
朝出かける時のふてくされ感は消え去り、よい笑顔で声を弾ませておりました。

もう少しだけ成長して歴史の重みなどが理解出来るようになったらきっと見え方も違ってくるはず。
自分がもし小学校の時にここに来てたとしても、きっとなんもわからんかったと思います。

まだざっとしか見れてませんが明治村はお気に入りの場所になりました。
明治村の近くには「リトルワールド」もあるので、そっちかな次は。
犬山市に宿を取ってタイムトリップ&世界旅行&グルメ体験も楽しいかも知れませんな。