久しぶりに買い物に失敗してまいました。それも単なるリサーチ不足。

事の発端は、手持ちのスマートフォン(Xperia UL)にRecforgeという録音アプリを
インストールしてバンドのリハーサルを録音した事から始まったのです。

Recforgeは録音レベルを手動で調節できるアプリで、バンド練習の大音量を
レベルを抑え気味にして録音してみたものの、やっぱりスマホのマイクだと
所詮通話用なので、音が割れたりして満足できるものではありませんでした。

かといって録音レベルを抑えすぎるといちいちPCで調整してやらんと聞けない。

じゃあマイクの品質悪いなら良さげな外部マイクつければいいじゃない、
だって有線ヘッドセットマイクとか使えるんだし、と単純に考えて買ったのがこれ。

audio-technica ステレオマイクロホン AT9911

audio-technica ステレオマイクロホン AT9911

¥3,191(as of 11/21 13:53)
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2014-05-02-14.32.26

Recforgeもステレオ・モノの切り替えあるし、こういうの買っとけば
けっこういい音で録音できるかも知れんし、マイクだけ持ち歩いとけば
動画撮る時も風の音とかマシになるんじゃ!とか夢は広がりまくってましたが・・・

結果としては全く使えませんでした。
そもそもスマートフォンの3.5ジャックは4極プラグと呼ばれるもので
外部マイクはそもそもモノラル入力しか出来ないのだそうです。
そしてこのAT9911は普通のステレオミニプラグのステレオマイク。

スマートフォンに挿した所で録音はいつもの通話マイクからのみ。
ただのマヌケなハリボテと化してしまって、
ややこしそうな商談の時にハッタリとしてしか使う事の出来ない物体なのでした。
ICレコーダー(外部マイク対応)でも持ってりゃよかったですが
今の自分には完全に要らないモノとなってしまったので速やかに返品処理(笑)

結局、4極プラグのマイクはモノラルでしか録音は出来ないし
ちょうどいいサイズもほぼ見当たりませんでした。
audio-technicaのモノラルマイクのラインナップの中でも4極プラグは2つのみ。

https://www.audio-technica.co.jp/atj/list_model.php?categoryId=1010303

どちらのモデルもショボそうだったり、サイズデカすぎだったりと
あんまり欲しいとは思わない・・・・・。

全てをスマホに集約できれば便利、なのでしょうけど
それにはやっぱりクオリティを犠牲にしないといかん、というのが実情なのでしょう。
撮影なら撮影、録音なら録音でそれぞれの専用機を使う方が
納得のいくクオリティのものが手に入るって事ですね。

今回、スマホのマイク事情などを知れて、とても良い勉強になりました。

さて、じゃあ専用機を物色してどれかにアタリをつけないと(笑)
こんな事で凹んでてもしゃーないもんね。