スポーツとはほぼ無縁で生きてきた結果ではありますが、すべてのスポーツは「ゲーム」が初体験という僕です。
ここ最近読んだマンガとして石渡治センセの「LOVE」というテニス漫画があるんですが、これはあのボクシングや思てたら気付いたら傭兵になってたという「B・B」というマンガの続編です。
石渡治センセは最近では青年誌にシフトして競輪のマンガを書いてはる様子。
幕末の桂小五郎を主人公にした「HAPPY MAN」というマンガも面白くて未だにコミックス持ってます。
「B.B」は当時は少年サンデーで連載されてましたが、少年誌にしてはなかなかストーリーがハードでした。
主人公の娘として「B.B」の中で生まれた愛ちゃん(「B.B」連載終了時は小学生)が成長してテニスを始めるというストーリーが「LOVE」。
最初に対戦した男の子と再戦するために年齢と性別を偽って男子校に入学する、というストーリーなのですがなかなか面白く読めました。
「B.B」の主軸だった主人公と「天敵」森山は最終巻でやっと登場します。
さて、マンガのストーリー詳細はここらで横に置いといて、と。
マンガを読む中でテニスというスポーツに触れていると自分はいつテニスのルールを知ったのか、という事に思考が巡ります。
実際のテニスで見た人物として覚えてるのはマッケンローとかボルグ、ぐらい?
熱い(暑苦しい)松岡修造もテニスをしてる場面はほぼ記憶にないですし、錦織圭も大坂なおみもニュースで結果を見るぐらい。
もちろんラケットなんて生まれてこの方、手にした事すらありませんや。
じゃあなぜフォールトとかデュースとかアドバンテージとかが頭に入っとんねや、と。
それはきっとファミコンのテニス(1984)
発売は1984年。
任天堂は確かこの時「ベースボール」と「ゴルフ」を同時期に出してた記憶がある。
この「テニス」はTVゲームとしては初めてきちんとフィールドと選手を描いたものだったはず。
13才当時、この「テニス」はめちゃめちゃ遊んでた記憶があります。
今のゲームと違って、ボタンが2つしかなかったファミコンにおいて通常ショット(Aボタン)とロブショット(Bボタン)を使い分ける操作を考えたのは画期的でした。
ゲームスタート時に5段階のレベルを選べるんですが、1では弱すぎ、そして5はとてつもなく凶悪な難易度。
なんせ192キロビットしか容量がないROMカセットですから、キャラクター毎のルーチンだとかクセだとかそんな物を詰め込む余裕がありません。
きっと単純に2つぐらいしかない難易度パラメータをフルにしました、みたいな設定されとるんでしょう。
レベル5はまさに「機械」を相手にしてるという感覚。
どんな球にもささっと追従し、子供の動体視力をも超えるスピードのスマッシュを打ち込んでくるレベル5には最後まで勝てなかった記憶が・・・
Youtubeにレベル5との対戦動画がアップされてました。
そう。まさにこれ。
しかもレベル5に勝てたら6が出てくるなんて初めて知ったわ・・・
2020年代の現代ではNintendo Switch Onlineに加入していると無料でこの「テニス」は遊べます。
久しぶりにやってみたら3でも勝てませんでした(笑)
今は「マリオテニス」ってのが任天堂ブランドで出てるんですなあ。
なんと進化したものよ・・・・
この「ねらいうち」とかそういう特殊ショットはどうも馴染めない気がするので、PSPの「みんなのテニスポータブル」でも買ってみようかな。
「みんなのテニス」面白そうやけどなんとPS2からリリースが止まってるんやね。