VRシステムによるゲームはここ最近、家庭用据置機の世界にまで進出してきてます。
しかしそれはあくまでもヘッドマウントディスプレイだけの世界。
その中を実際に自分で歩き回ったり出来るわけではござんせん。
移動などのコントロールはあくまでも手に持ったコントローラーのみ。
実際に銃を持って歩き回ってゲームをプレイ出来るコーナーが2017年8月、ようやく関西にオープンしました。
あべのキューズモール内のSEGAにオープンした「SEGA VR AREA」がそれです。
そこに「ZERO LATENCY VR」というシステムが設置されたのです。
いつもお世話になってるOffice R3のボス、さっきー氏の声かけで集まったのは8名。
ゲーム内容は施設内に入り込んでくるゾンビを銃でなぎ倒していくというもの。
でも、ハタから見るとこんな感じなのですけどねw
実際のエントランスはこちら。
平日だからなのか、1プレイ2000円という大人価格だからなのか意外と閑散としてます。
プレイ時間が来て、まず1回目のパーティである6人で入室。
この6人で協力してミッションをこなすといういわゆる「Co-op」モードです。
するとまず目にするのがこの「バックパック」。
これにぶら下がっているのがヘッドマウントディスプレイ、そしてマイク付ヘッドフォン。
背中に背負うものは恐らく場所を感知するセンサー類やバッテリーなどでしょう。
このレクチャーも割としっかり目に行われるので初心者でも安心。
一応、レクチャーしてくれるスタッフが「上官」というロールプレイ付です。
今回はショートカットのカワイイ女の子だったのですが、
ちょっと遠慮気味の上から目線が萌えましたw
決して「フルメタルジャケット」のハートマン軍曹チックに
「ケツの穴をひきしめろ!ダイヤのクソをひねり出せ!さもないとクソ地獄だ!」
みたいに言われる感じではありませんのでご安心を(笑)
このバックパック、そしてディスプレイとヘッドホンは合計約4kgとか。
背負ってみるとなかなか重いのですが「今からどこぞの戦場へ」という気分はアガリます。
説明を終えるとプレイルームへ。
足元にサークルが書かれてあり、その前には銃が床に置かれていました。
この銃も重量が2kgとなかなか重いんですわね・・・
そこで初めてヘッドマウントディスプレイとヘッドホンを装着します。
すると、目の前にはドットとラインのみのきらびやかな世界が。
足元に置かれた銃を見るときっちり光ってて、何やら説明書きも見える。
隣を見てみると、そこに立ってる他プレイヤーが初代バーチャファイターのキャラみたいになってましたw
ここで銃の使い方のレクチャーがあり、それが終わるとゲーム世界がローディングされます。
目の前のカウントダウンが終わると急に目の前は廃墟に!
押し寄せるゾンビ達!もちろんバイオ系をやってればわかります。狙いはヘッドショット。
驚いたのはゲーム内マップに2Fが存在するという事。
ゲームの中にあるエレベーターに乗って2Fに上がれるんですよね。
プレイヤーは実際は同じ平面にいるのにも関わらず、です。
今回は2Fに行かなかったのですが、もしかすると2Fのマップは1Fのマップの外側に位置してるのかな。
そうでもないと1Fと2Fが縦に並ぶとぶつかる事になりますからね。
銃はマシンガン、自動小銃、ショットガン、スナイパーライフルと4種類をボタン切替可能。
しかしショットガンとスナイパーライフルの2つは、1発撃つ度にポンプアクションをしないと次の弾が撃てません。
壁に近づきすぎたり、他のプレイヤーにぶつかりそうになるとゲーム自体に自動的にポーズがかかるようになってました。
これは激突による事故を防ぐ為でしょう。
最初は落ち着いて対処出来るゾンビの数でしたが、時間が経つにつれてどんどん押し寄せてきてもうどうにもならなくなります。
ダメージを受けて死亡しても10秒で復活出来るし何度死んでもOKというルールです。
ラストは「任務終了。脱出!」という事で中央にヘリが迎えに来てくれてそこに集合。
(ゲーム内2Fにいるプレイヤーも1Fに降りて集合地点に行かなきゃならない)
そして、どんどん自分達は上昇していくのですがこの臨場感もすごかった。
だって実際の自分らは同じ平面にいるんですが「高くて怖い」と思ってしまうんですものw
上空から下にいるゾンビを撃つ時にスナイパーライフルを使ってみましたが
別にスコープモードになるわけやないんですね・・・・・
ここでスコープモードになって狙撃出来れば面白かったのになあ・・・
チーム内最多得点を取ることが出来ました!
いやあ、それにしてもゲームってもうこんなレベルにまで来てるんですね。
あの「ガンダム 戦場の絆」もVRのプロトタイプがこの冬に稼働するみたいですし
今日プレイした「ZERO LATENCY VR」も東京ではこのゾンビが終了しており次回は「宇宙モノ」がすでに稼働している様です。
これもいずれこのあべのキューズモールSEGAにやってくるんでしょう。
この宇宙モノ、徐々に上に歩いて行くマップがありますね。
実際に移動出来るのかも含めてめちゃめちゃ楽しみです。
本日集まった皆様、本当にお疲れ様でした!
一緒に危機を乗り越えたかのような連帯感が不思議な夜でした(笑)