本日は元々は「京ノ夜会 ACT.8」が開催予定でしたが、このコロナ事情の為に中止。
しかし、会場のジョニーエンジェル京都さんのご協力を頂けたのでここでも配信ライブ実験。
前回、色々と学んだ事を果たして活かせるのか・・・前回の模様はこちら。
機材面について
USBリピーターケーブルを購入
前回、5mのUSBケーブル延長ケーブルを購入したものの、カメラQ2nがPCで認識出来ず。
これは後から調べたらUSBのリピーターケーブルというアクティブタイプの物があるとの事で購入。
そして先の事(複数のUSBカメラを利用する)を考えてUSB3.0の給電ハブも購入しておいた。
前もってこれで接続実験を自宅で行うと無事にカメラが認識。
これにて「USBカメラとパソコンがあるブースまでケーブルを引き回せるか」という点はクリアに。
品薄で届かぬUSBカメラ
昨今のリモートワーク需要プラス、中国からの製品供給が滞っているために未だにカメラは届かず。
ミラクルを期待して当日の朝に届くかな、と思いましたがやっぱりダメでした。
なので、今回の配信の機材はこういう絵面になります。
前回より「ケーブルが伸びました」というだけの話です。
音質面もなにも変わらないんですが、引き回しが出来るという点では前進したかと思います(笑)
こういう感じのセッティングになりました。
配信面について
バンドアンサンブルの難しさ
今まではアコースティック編成だったのでOBS Studio側のレベルメーターを気にしてれば良かったんですが、今回バンドアンサンブルになるとアップするのが音量。
ZOOM Q2nのマイク音量リミットをオフにしてたのもありますが、このカメラに入力された時点でクリップしている事に気付かなかったのが今回最大の失敗。
ああ、ライブ演奏を録画する時の様にリミッターをオンにしておけば・・・と悔やまれる。
パソコンスペックとの兼ね合い?―ビットレート設定
今回、映像ビットレートを5000kbpsにしてみたのですが、配信された物を後で見返すと途切れ途切れになっている部分が多発していました。
1時間ぐらいの配信でしたが、どうもYouTube Liveの画面を立ち上げているFirefoxのメモリ消費量がエラい事になる様子。
うーん、やっぱりCore i7を搭載しているとは言えど、4GBのメモリではビットレート設定を上げるのは難しい、のかな・・・
というわけで、今回は音質も映像面でも不満足な結果に終わってしまいました。
やっぱりWebカメラが手元に届き、オーディオインターフェイスと同時使用してから、ですね。
今回配信したものはこちらです。非常に音が割れてますので申し訳ない・・・
演奏面について
鍵盤っていいなって事
「京ノ夜会」は今回で8回目になりますが、初めての鍵盤プレーヤーの参加。
他のユニットではお世話になりまくってる恩田氏にお願いしました
やっぱり達者な鍵盤プレーヤーがいるとすんごい楽です(笑)
いわば今までの夜会はアコギという制限の中で何が出来るか、って部分もあったんですがこれを体験してしまうとやっぱり元には戻れませんわね。
ああ、そうか。書いてて気付いたけど別で音声だけ録音しとけばよかったんだ。
じゃあ、後からでも音声だけ差し替えれたのにねえ・・・・
ま、それもいい勉強になったってことすかね(笑)
我々はやはり演奏が大好き
「家に居ろ。外出するな」という世の中の流れ。
今回の「京ノ夜会」が中止になって、配信実験に移行する際に参加メンバーに参加の意思を再度聞きました。
もちろん無観客ライブって事ですし、何のギャラも出せないわけですからね・・・
会場側のご厚意としてキャンセル料もいらない、との事を受けてのこの実験でしたが、GEKO以外のメンバー、とても快く参加してくれました。
そして、演奏してて思ったのはやっぱり我々は「集まって演奏が大好き」って事なのだろうと。
配信実験のリハーサルをしているときに飛び込んで来た、VOXホール閉店のニュース。
きっとこれから先一体どうなるのか、誰にも何もわかんないですね・・・
またいつか、この「京ノ夜会」も再開出来る事を祈るしかありませんが、その時には色んな物の形も変わっているのかも知れません。
だが、それをただ座して待つ、よりは色々と実験を行っていきたいと思う所存です。