前回のエントリーでPlay AcousticのGuitar in端子にどうやって2本挿すか、という事を書きました。

信号 ― 分岐ではなく「集約」で試行錯誤真っ最中

アコギ側が検知されないのはもしかしたらXLRアウトと通常アウトが同時使用出来ないのか?と仮説を立ててましたけども、それはどうも同時使用出来るみたいでして。

んじゃ、結局分岐アダプター部分が原因やのうと思って家の押し入れを漁ってるとこれが発掘される。

HAOのA/B&Para BOX。
いわゆるラインセレクターなんですが、LEDインジケーターもなく電池も使わない代物。
うん、これで解決なんちゃうんと現場(週末のスペースジオンでのライブ)に持って行きました。

自分の理想としてはMIX BOXの逆使用(ギターの入力信号を一つのアウトにまとめる)でしたが、それはやっぱりアカンみたい。
もしかしたらインピーダンスがホニャラララなどの理由があるのかもしれません(笑)

が、HAOのフットスイッチを踏む事によってAライン(エレキ)Bライン(アコギ)を切り替える事は可能でした。
幸い、Play Acousticの方には入力インジケーターが付いてるので信号が反応しているかどうかは視覚的にわかります。

どっちにせよ、HAOを通った信号は表に出ない(コード検知機能の内部処理に使われる)ので音質もクソもありませぬ。
よし!これで目的は達成されました!
キー出しのコードもなくいきなりギターと歌を歌い出すような曲はレパートリーにはないので、実用としてはクリアです。

これでどちらのギターを弾いてもマイク入力からきれいなコーラスを付ける事が出来ます。
アコギならではの曲もストレスなく演奏出来る様になると、サウンドの幅も広がりますな。
ママス&パパスの「夢のカリフォルニア」のウワモンをほとんど自分だけで埋めれるなんてゾクゾクします(笑)

そもそも、このHAOのA/B&Para Boxがなぜ家の押し入れに転がってたのかを記憶から探る。
エレキ2本を現場に持って行く事なぞ絶対にないので、これをなぜ買おうと思ったかがわからぬ。
もしかしたら誰かから借りパクしたまんまなのか・・・・

こういう時は過去ブログ検索。

この「ハナモゲラボ」にはログが残ってなかったものの、2004年の記事にHAOの文字を発見。

どうやらライブでエレキとオベーションを使いたいがために、これを入手したようで。
当時はオベーションを足元のエフェクトからギターアンプ(!)に出力してたっぽい。
・・・・・きっとバキンバキンの変なサウンドだったに違いない・・・・

そしてやはり「ラインセレクターにわざわざ電池なぞ使いたくない」とは当時から思ってたようで、それもブログに残っておりました(笑)
人ってそない簡単には変わらないって事ね・・・