20年間の血と汗の涙の結晶のファイル達が銀河の彼方に消え去ったショックを引きずりながら、それでも楽しい週末はやってくるのであります。
もう自らエクストリームアゲアゲにしていかんとね。アカンのですよ。

そんなわけで先週末も楽しい演奏デイなのでした。

金曜日:スペース・ジオン

今回は先月に引き続き、ジミー・カーチスさんとの共演。
ネックを新しくした方のストラトはえらい音がモダンになったのでちょいと戸惑ってましたが、ピックアップの高さ調整とGE300のインプットゲインを調整すると、前の感覚にだいぶ近くなりました。

ストラトってあちこちにネジがあるんですが、それを1/8回しただけで音が変わりまくるのでそれはそれで面白い。
ネックのセンターずれとかそれなりに起こったりするので、ギブソンとの設計思想がちゃうんやろねえ、と。

ちなみにこの赤いジャケットはお店に置いてある衣装の中でも、最もちっちゃいやつである(笑)
2サイズぐらい小さいんちゃうやろか。
袖はまくって誤魔化せても肩まわりのシルエットでバレバレですわね(笑)

そういえば、この日はスウィンギング・ブルー・ジーンズの「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」を歌いました。
高校ぐらいの時のライブで実は歌った事あるんですが、その時はキーは2音下げのC(笑)
もともとこの曲を知ったのはビートルズのBBCライブのブートレッグが最初。
チャン・ロメロがオリジナルで、自分らの年代やとジョージア・サテライツのバージョンが馴染み深いんちゃうやろか。
映画「カクテル」のサントラやね。

今回は原キーのEでチャレンジしましたが、なんなく突破しました。
いつかマックショウを見に行ってから「あ、そんなめちゃめちゃガナってるわけやないんやな」と思って、自分もそれをずっと心がけて来たんですが、昔よりは声を潰さなくなってるのできっと良い方向に向かってると思いたい。

あっという間の4ステージは楽しく過ぎ去って帰り道。
実は夜勤明けでかなり眠かったのでした。

土曜日:GEKO定例ライブ

南森町Shot Bar TideでのGEKO定例ライブ。
今回は早い時間からお客さんが途切れる事なく来てくれて、コロナ以前の様な5ステージ越えでした。
だいぶと人が戻ってきたのかなあ、という印象を受けたけどこれが続けばいいなあ。

今回、ガットギターの弦をこれ(ダダリオEJ45)のナイロンにしてみたんですが、これが前のフロロカーボンと違って音が全然前に飛ばない。
ストロークしてもネチョッとした感があって、どうもやりにくかった。
自分はもっとパキンとした感じで(フラメンコに近い感じ)音が出る方が好みみたい。

ガットギターの弦の種類はそれこそダダリオだけでもめっちゃくちゃあって、自分はまだ把握出来てない。
公式サイトのガット弦の所を見るだけでゲー吐きそうである。

硬い=フロロカーボン 柔らかい=ナイロンなのであればその中間がないものか。
これも試行錯誤が続いていくんでしょうけども、もしかしたら「慣れてない」というだけかもしれんしねえ。

楽しく演奏を終えてお店を出たのは午前1時半。
いつもの打ち上げ場所である「道楽うどん」はコロナ以後、土日は夜9時に閉めるようになってしまった。
はやくそっちも普通に戻って欲しいもんやね。

いつものここ。

たどりついたらいつも肉そば。そんな事の繰り返し。