ここ最近「ひさびさの~」っちゅう出来事が多いのですが何なんでしょうね。
これが走馬灯の様に~ってやつでしょうか(違

本日はThe Grooversのライブに初参戦してきました。
グルーヴァーズ、というよりも自分は藤井一彦氏のギターの音色が大好きで
様々な所での彼のプレイにいつもカッコイイなあ、と思ってました。
なので、ようやく生で彼の音色に触れる事が出来たわけです。

グルーヴァーズとしての音源の知識は1994年の「モノクローム・カメレオン」のみ。

当時23歳の自分はこのアルバムをアホみたいに聴きまくってました。
でもなぜか音源としてはこのアルバムだけしか聴かずに今まで来てしまったんですな。
で、たまたま本日の磔磔でのワンマンライブを知ってチケットを取ったのです。
本当にとてもよいタイミングでした。

確か磔磔は初めてではなく、誰かを一度ここで見た覚えがあります。
それが誰かを全く思い出せないんですな(笑)
会場に着いてみて「ああ、ここ!覚えてるわ」という感じでしたので。

18時30分に開演。
もちろん全く知らない曲からスタートしたわけですが爆音でゴリゴリって感じでは無く
大人のロック、という感じの落ち着いたアンサンブルでした。
さすがベテランの音だなあ、という感じの演奏でとても好感!
藤井さんはグレッチのデュオ・ジェットでオープンコードの響きが絶妙でしたね。
やっぱりグレッチのソリッドモデル欲しいなあ、と思ってしまいます。
その後、TRUTHというメーカーのオリジナルシェイプのギターも使用してましたが
そのギターもとても良い音がしてました。

自分もギタリスト、そしてたまに歌も歌いますのでそういう視点で見てしまうのは
仕方の無い事なんですけども、右手のタッチだけであんなに表情付けれるのは驚きでした。
ほとんどギターのボリュームもいじってない感じでしたし、
ピッキングのニュアンスだけで音色が変わっていくのはとても勉強になりました。
たまには自分のアンプ(Hot Rod Deville)にギターだけ突っ込んで勝負すっか、って気持ちになれましたしね(笑)

唯一聞いていた「モノクローム・カメレオン」からの曲はゼロ。
アンコールではムッシュかまやつ氏の「どうにかなるさ」、そしてマーヴィン・ゲイ「What’s Goin’ On」の日本語カバーが飛びだしましたが唯一知ってた曲はこれだけ。
しかし、極上のアンサンブル、グルーヴ、そして珠玉のクランチ・トーンに酔いしれた2時間でした。

この3月からの様々な状況の変化から、どうありたいかという事を自問自答してるんですが
それのヒントをもらうために色んなライブを見に行くようにしてます。
さて、次は何を見に行こうかな。
もちろん、グルーヴァーズもまた見に行きますけども。
MCで藤井さんも言うてました「毎年(ここに)来ようかな」をぜひ実現して下さい。
毎年食らいつくように見に行くと思いますので(笑)