なんやかんやともう長い事ギターを弾いているのですが、あくまでも「バンドの中のギタリスト」として。
お歌もたまに歌ってはいますが、それもバンドありきでの事。
2年前に押尾センセのコピーをやり出してからアコギを本当に真面目に弾くようになりましたが、昨年末からバンド仲間しゅんちゃんの弾き語りライブにこっそり混ぜてもらったりして徐々に野望をですね(笑)
いずれは単独でなんぞ形に出来るようになりたい、と決めて練習してまいりました。
ギター1本持ってどこかのライブハウスで弾き語りっていうのをやった事ないんです実は。
そこで京都シルバーウィングスのエントリー制のライブがあるというのを知りまして。
しかもそのイベント名は「Fantastic 80’s」。
80年代の曲ばかりをやる人達が集まる、と。
これはもう出てみよう、と早速店長の平井さんにメールしました。
そして、本日がその本番。
1人で会場入りして知らない人ばかりの所にポツンといるなんて高校生以来じゃなかろか。
何度も頭の中で練習した事を反芻してはブツクサと小声で言うてるとイベントが始まりました。
総勢8組による持ち時間15分、3曲までのライブ。
それぞれ演奏される曲はそりゃもう、知らない曲はゼロっていうぐらい懐かしい曲ばかり。
偶然でしょうけども、全組邦楽ばかりってのも個人的には楽しかった。
今回、頑張って弾き語りしたのは当時それこそ「テープすり切れるまで聞いた」佐野元春氏の楽曲。
- Downtown Boy
- 二人のバースデイ
- バルセロナの夜
と、シングル曲からでなくあくまでも大好きな曲をギター1本にアレンジして頑張って歌いました。
会場の暖かい雰囲気にも助けられましたが、やっぱりまだ慣れてないせいか若干舞い上がってしもて練習した事の7割ぐらいしか出来なかったのが残念・・・・
でも「ライブハウスで一人で演奏する」という雰囲気がどんなものか知れたのが一番大きな経験でした。
場数を踏んでいくと開き直って色々と出来そうな予感がします(笑)
自分の出番が終わってから何人かに声を掛けて頂いたり、生粋の元春ファンのベーシストの方とそれこそマニアックな元春談義をしたりとても良い夜でした。
まさか限定カセットブックだけの発売だった「Electric Garden」の話まで出来るとは思いませんでした(笑)
このイベントでの経験を一つのステップとして、また自分の幅を広げていければなと思います。
それこそがこのブログのタイトルでもある「試行錯誤の実験人生」ですから。
共演者の皆様、本当にありがとうございました。とても良い夜でした。
そして、チャンスをくれたシルバーウィングスの平井店長に最大の感謝を!
次回もしこの「Fantastic 80’s」が開催されるのなら、真っ先にエントリーしますね(笑)