新しいパーツになってからのメインマシンのレスポンスの良さには本当に助かってます。
なんせエンコードがめちゃめちゃ早くなりました。
息子の要望で「仮面ライダーゼロワン」を毎回PCで録画してCMカットをしてるんですが、前のパーツ構成だと24分のH264動画の書き出しに1時間ぐらいはかかってました。
しかも、CPU使用率100%マックスで。
ところが今のマシンだとCPU使用率が30%程度で15分で走り終える速さ。
画質キープの為に2パスエンコードを選んでるので、GPUは使用せずにCPUのみでのエンコードになるんですがこの早さだと、そりゃ次々とエンコードしたろかいね、と思いますわね(笑)
ただし、やはり懸念されてた問題が浮上してきました。
それはエンコード時のCPU温度。
モニタリングソフトを見ると最高温度が95℃という数字を記録しております。
たった24分の動画、しかも無加工でこんな温度記録されたら、DVDオーサリング含んだ長めの動画案件とか心配でしゃーないっちゅうねん。
リテールクーラーが付属しているRyzen 9 3900Xですが、あちこちで書かれてる様にやっぱりこういう使い方をするには心許ないんだろうなあ、と。
なんせアイドル時でも50℃前後をウロウロしています。
しかし、マザーボードやHDDなどのストレージはエンコード中も40℃ぐらいにしかなってないんですわ。
って事は単純にCPUクーラーの力不足って事か・・・・
そしてエンコード時にはファンが全開で回るので当然やかましいわけですよ。
ずっとグアアアアアアアアアっていうとるんです。
そこで気付いた事が。
そういえば、ケースに付いてたファンって13年前から交換してないや、と。
もちろんケースを買った時にそのまま付いてた物を使ってました。
そして、数年後にHDDの温度が異様に高くなってる事に気付いたので、適当なファンを1つ買ってきてケース前面のドライブベイの所に「針金でくくりつけた」のも記憶の中に。
で、そのグアアアアアアアアアと一番ウルサいのがこの「針金設置」のファンというのも判明。
奥の黒いのがケース後方に付いてたファンで手前が「針金設置」してたファン。
この2つのファンを以前使用してたCPUクーラー「KABUTO」のメーカーのサイズ製に。
1つ900円程度の物ですがラバーで防振対策がされてる辺り、造りがしっかりしています。
ファンである以上、当然ちゃあ当然なんですが「向き」ってのがあるわけでして。
ケースに付いてた物はともかく、針金設置の方はもしかしたら「向き」なんて物を考えてなかった可能性が。。
今回設置の際はきっちりと前面から後方に抜ける様に設置。もちろんビスで。
すると、CPU以外の温度は5℃近く下がり、音もめちゃめちゃ静かに。
しかし、やはりCPUの温度はそのまま、でした。
以前のパーツ構成の際に使用してたCPUクーラー「KABUTO」も実はAM4ソケットに対応してるそうで。
ただ、その時はまさかAMDマシンを自分が組むなんて思ってなかったから、AMD専用のブラケットを捨ててしまってました。
もしそのブラケットが残っていれば、きっと即座にリテールクーラーから交換してたでしょうね。
さて、本格的な夏を前にCPUクーラーを選定しなければなりません。
最近では水冷のCPUクーラーが流行だそうですが、個人的にはあんまり信用してないのです。
空冷式だとファンが壊れたらそれを交換すればいいだけですしね。
水冷式になるとポンプなど他のトラブル要素が増えるし、それをわざわざ持ち込む気にはなれないんです。
今のリテールクーラーみたいに七色に光ったりせんでも良いので、無骨な感じの大型空冷をば。
ガンダムで言うとデンドロビウム的な存在感のあるやっちゃね。
今のサイズの空冷クーラーのラインナップはこちら。
https://www.scythe.co.jp/category/product/cpu-cooler/air-cooling/
「手裏剣」「風魔」「白虎」「忍者」ああ、最高だよアンタ!そのネーミングセンス!