先日、布袋モデルのリアのみをEMG-SAに積み替えた、というエントリーを書きましたが
本日ようやくスタジオで大音量で鳴らす事が出来ました。

もちろん利用する場面がとっても限られるギターではありますが
今回はBOØWYのコピバンなので堂々と持って行けるって事で(笑)

ちなみに僕は俗に言う「ドンズバ」エフェクト機材には全く興味はありません。
あのMUS-Dのプログラムボードの音やせのすごさは使っていた当時から
知っておりましたし、今更あれを探してコンパクト揃える気力もないので
普段使っているGT-8にBOØWY専用のバンクを用意しております。

追加機材としてはGT-8にはSPX-90に入っているReverse Gateがないので、
YAMAHA EMP100をGT-8の後に繋いでいるのみです。
基本的な音作りはプリアンプモデルをJC-120にして、歪みはT-ScreamとRATで。
FX-2に入っている2X2Chorusとディレイで味付け完了。
Case of BOØWYよりGIGS(Just a Heroツアー)の頃の方が好みなので
それをイメージした音作りをしております。

いつもはPCにデジタルアウトプットしたものをミキサー経由でヘッドホンで
モニターしているので、いざスタジオで音を出したらたいてい補正が必要なのですが
今回スタジオで音を出した際にはあまりいじらなくて済みました。

なんといってもギンギンに歪ませた状態でもノイズがほぼない事に
改めてびっくりしました。
高校の頃にもEMG(81)は使ってたんですけども、ノイズうんぬんなんて事は
全く理解してませんでしたし、それ故のトラブルも何もわからんかったもんで(笑)

これならどこの現場に行っても取り回しがラクだなあ、ととても感心。
思わず手持ちのストラトの片方を全部EMG-SAに替えようかしら、とすら思ってしまいました。

FGIと比べてなにが変わったか、というと
「ある程度歪ませてコードを弾いてもとてもバランス良く音が聞こえる」という事。
これは出力される音の倍音か何かがきれいに鳴っているからかも知れませんが
圧倒的にEMGの方がきれいにアルペジオも鳴ってくれます。

ここから先はBOØWYギターをコピーしてる人にしかわかりませんが(笑)

たとえば「No! Newyork」をある程度ドライブさせた音で弾いていると
Bメロ(She Has a Beauty Face~)部分のアルペジオ部分や
間奏アタマのアルペジオが一気に汚い響きになってしまうというジレンマがあります。
かといって歪みを削ると一気にパンチがなくなりますし、
ましてやそのサウンドでバッキングを固定してしまうと、次は「マリオネット」の
あのピッキング・ハーモニクスを出すのがとても難しくなってしまいます。
(布袋氏本人もライブ音源聞く限りでは積極的に出そうとはしていないですが)

これがEMG-SAにしたら一気に解決しました。
ある程度歪みの量を増やしても、きれいにコードが鳴ってくれるのがとてもイイ!
もちろん、コードをきれいに鳴らすには病的なまでのオクターブチューンと
ちゃんとした押さえ方も必要になりますけども(笑)

いやーそれにしてもここまで自分で満足出来るとは。
すごいぞ、そしてありがとうEMG!!
次のライブがとても楽しみだなあ・・・・!