京都から戻って眠ったのが朝6時頃。
無理矢理早起きしてバス、電車に乗って東三国界隈へ。
目的はかなり伸びてしまった髪を切るため。
寝不足の目に夏の日差しは容赦なく降り注ぎ、勝手に涙が出てきて困る。
本当は近場で美容室探せばいいのだけど、昔住んでた辺りに
二ヶ月に一回ぐらい出かけるのも悪かねえか、とも思ってるので
なんとなく美容室問題はそのまま先送りになっている。
JR茨木駅から普通電車に乗り込んでJR東淀川駅へ。
ここを下車してぶらぶら歩いて行くのがいつものコース。
今日は久しぶりに地下鉄東三国駅近くの立ち食いうどん屋「ひょうたん」に立ち寄る。
ここは自分が高校生の頃からずっとここにあるんだけども、最近は24時間営業になった。
食券の販売機がなぜかカウンターの中にあり、お客が自分で買う事が出来ない。
壁に書いてあるメニューを見て、スタッフにお金を渡すとスタッフが食券を発券する。
・・・・なんとも効率の悪いシステム。
昔はそのまま手渡しで注文出来たはずなんだが。
なんで販売機がそこにあるの、と聞いてみると食券を導入したものの、
お店の外、そして中にもスペースがなくてやむなくこういう形になったとか。
すこしうどんは細めで、カツオの匂いがプンプンする出汁は昔と変わらない。
この肉うどんをすすりながら、壁に書いてあった連絡先情報をふと見ると
「ひょうたん(道楽うどん)」と書いてあり驚いた。
もしかしたら道楽うどんと同じ系列なのかも知れない。
それか、道楽うどんがこの「ひょうたん」から発展したのかな。よう知らんけど。
うどんを食べ終わって外に出て美容室に向かう。
辺りを見渡してみると美味しそうなお店がいっぱいある事に気づく。
懐かしさが勝ってついつい馴染みの店に入ってしまったけども
せっかくなんだから「孤独のグルメ」ごっこでもすればよかったな、と歩いてると・・
なんとも素晴らしいネーミングのお店発見。
「カス研究所」である。
アホボケカスの何を研究するのか、と店舗を見てみると「かすうどん」のお店でした。
あー、同じうどん食べるならこっちにすればよかったかな。
次回、髪を切る時にはちょっと冒険して新しいお店に入ってみる事にしよう。
美容室に少し早めに到着。
ここのスタッフにとても元気な二十歳の女の子がいるんだけど、
彼女の出身は、今自分が住んでいるすぐ近所なので地元話をよくする。
今日も「おい、あそこに業務スーパー出来たぞ」みたいな話から始まり
ロッドを巻いてパーマをあてる間に色んな話を楽しくしてたのだけど
彼女の口から「チャンプロード」という雑誌名が出て、
「ああ、なるほど。そういう所から美容師になったのね」と悟ったり。
若気の至り、とはいえ彼女にとってはつい最近の話には違いないんだが。
「彼氏、チャンプロードに写真載ってましたよー!」ははははは、なるほど(笑)
サタデーナイトエンジェルだった彼女は今、頑張って一流の美容師を目指しているのだ。
なんとも素晴らしいじゃないか。
美容室を出てからはそのまままっすぐ帰宅して仮眠。
夕食を食べてから、嫁さんがどっかで買い込んできた花火を家族でする事に。
今年は花火大会も軒並み中止になってしまったからセルフ花火というわけで。
とはいえ、自分の手でする花火なんて何十年ぶりだろうか。
風が強い日とか火を付けるのにも苦労したよなー、と思い出してたけど
今では使い捨てでもターボライターがあるので苦労なぞ全くせずに簡単に着火できる。
1歳9ヶ月の長男は本能で「これは熱いものだ」とわかっているのか
花火に火を付けて持たせるとこのように微動だにせず花火を楽しんで(?)いた。
4歳の長女の方がかなりビビり入ってて、持たせるのにも一苦労でしたが(笑)
強めの夜風はかなり冷たくなっており、あちこちから秋の虫の声が聞こえる。
大きい花火を見ることも、そして全員で海やプールで泳ぐことも叶わぬまま
どうやらこの夏はこのまま過ぎ去っていくようだ。
ま、あせらずともまた夏は来年来るわけだしその時にはいっぱい遊べるように
今から色んな事を頑張っていきましょうかね。