毎年恒例のヴォイストレーニングスクールの発表会のリハが明日に迫った本日。
譜面のチェック、そして玉が読めない自分にとってはソロフレーズを
アタマに、そして手に叩き込む作業に追われておりました。
今回は諸事情でいつもより譜面が届くのが遅れた、というのは
以前のエントリーで書いたとおりなのですが
やっぱりリハまでに全て身体に叩き込むことは難しかったです(笑)
弾き続け、疲れて仮眠して、そして起きてまた弾き続け。
初見でスラスラっと弾ける能力を持っていない以上、
体育会系のノリで叩き込むしかないのだけれども、確定申告と同じで
毎年この時期が来ると「ああ、ちゃんとやっとけばよかったな」と思ってしまう悲しさ。
4歳の娘は父がいつもとは違う真剣さでギターと戦っているのが
なんとなく理解出来るようで、いつもなら「何してんのー」と絡んでくるのですが
今日に限ってはガシャガシャとギターを弾いてる僕の近くにちょこんと座って
黙々とiPadをいじっておりました。ありがとう、そしてごめんよ娘。
今回、前もって曲だけを送ってもらって譜面なしで数曲コピーしたのがあったんだけど
その中に福原美穂の「ライジング・ハート」という曲があった。
マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルの名曲「Ain’t no Mountain High Enough」の
日本語カバーなのですが、この曲のギターの音が何とも好みだったわけです。
というか、この音、どっかで聞き覚えがあると思い調べてみると
なんと大好きなThe Grooversの藤井一彦さんじゃないですか。
どファンクなクリーントーンではなく、あくまでもエッジの効いたクランチサウンドで
こういう曲を料理しちゃう藤井さんのセンスはやっぱり最高です。
最近はSIONともずっと一緒にやってる藤井さんですが、
やっぱり彼ならではのサウンドのまんまで、音色の個性っていいよなと思いました。
名刺代わりのサウンドを持ち、それがどこでも通用するってうらやましいですわね。
自分も「これはアイツの音だな」とわかってもらえるようなプレイをしたいですし
いずれはそうなりたいですね。