ローコードのDを押さえてジャランと鳴らす。
恐らくギター始めてからけっこう早い段階で出来る様になる事だけれども
30年近くギターを弾いている今でもこの瞬間は何か特別な気持ちになる。
Cとは違ったそのコンパクトさ。
たった4本で鳴ってるぜ!というその存在感。
小指をかませてsus4にして戻した時のちょっとした「出来た」感。
そしてまた思い切り歪ませた時のあの気持ちよさも格別。
なので、Dだけはついローコードで鳴らしてしまう時もあります。
薬指を離してDmaj7にクリシェさせた後、D7を押さえる事を覚えたのは
確かなんとなくサザンの「いとしのエリー」をコピーした時。
同じ様な進行は後にBOØWYの「Baby Action」をコピーした時にも出てきたけど
この間、何気なくこの進行を弾いてた時に想ったのが
「あれ、サザンってキーDの曲多くね?」という事。
自分はサザンに関しては思い切りライトユーザーでありまして、
1988年のライブに一度行ったのみ。
CD所有はベスト盤「海のYeah!!」と「バラッド」の1~3の4枚のみ。
とはいえ、けっこう聞く機会は多くて仕事中などに良く聞いております。
この中からでもキーがDの曲として思い出すのは
- いとしのエリー
- Oh! クラウディア
- 夕陽に別れを告げて
- 真夏の果実
- 逢いたくなった時に君はここにいない
- TSUNAMI
- Love Affair~秘密のデート
- 希望の轍
などなど、怒濤の名曲揃いという事にちょっと驚いてしまった。
これらの曲をざっとコードを取ってみたけれど、よくもここまでの
バリエーションで曲を完成させる事が出来るなあと。
こういう視点から今までなんとなく聞いていた曲を見る事が出来るのも
楽器やっててよかったなあ、と思える瞬間でございますね(笑)
さて、今日もどこかでジャランとDを鳴らしますか。