良い具合に晴れた空の下、小学5年の長男の運動会を見に行ってきました。
運動会と言えば自分らの時は弁当タイムを挟んでの夕方までの長丁場、が相場でしたが、コロナ禍を経験した今となっては昼までのプログラムになってしまいました。
大玉転がしや玉入れ、騎馬戦もなく、最近では事故報道でしか目にしない組み体操もナシ。
いわば「走って踊る会」という感じの催しとなってしまってる感が・・・
長男が参加するプログラムは「徒競走」「リレー」そして「ソーラン節」。
この「ソーラン節」は自分らが子供の頃にはなかったプログラムの一つですが、きっとこれは「金八先生」の第5シリーズ以降(1999年)の話なんやろねえ・・
一生懸命踊ってるのはええ事なんですが、妙に現代風な楽曲のアレンジが個人的にはなんかダメ。
盆踊りでも、8ビートにアレンジされた炭坑節という気恥ずかしいモノが流れてたりしますが、なんでそっちをチョイスするかなと思ったり。
これはもはや文化と楽曲の破壊、という事にならんのだろうか。
デストロイなパンク精神ならまだしも、この何とも中途半端な打ち込みアレンジにスピリッツを感じないのよね・・
これならフランキー堺とシティスリッカーズのスウィングと融合させたアレンジの方がよっぽど良い。
って、こういう事を言うてるのがもう年食ったって事なのかもしれません(笑)
そういえば運動会ならではのクラシック曲が1曲も使われてなかったなあ。
「天国と地獄」とか「トランペット吹きの休日」とか「クシコス・ポスト」とかありますやんか定番が。
もう徒競走にB’zの「RUN」とか爆風スランプの「Runner」という時代も過ぎたようで、それを耳にする事もなくなった。
先生も20代だったりするわけですしね(笑)
けども、やっぱり運動会って教育の場でのイベントなのだから、クラシック曲は残して欲しいよな、と思ってたりするのです。
もう来年で小学校の運動会を観るのが最後。
ちょこちょこと一生懸命走ってた小さな長男もいつの間にか骨格が出来てきて、応援合戦もそれなりにカッコ良くこなしてました。
色んな事が変わっていくんですねあっという間に。