先日までは連合赤軍関連の事件に関する書物を読み漁ってたのですが
ここ最近、興味がわいているのがあの「3億円事件」の事。

3億円事件のwikipedia

1968年12月10日に発生したこの事件ですが
もちろん僕はまだ生まれておりません。
たまに昭和の事件関連で白バイ警官のモンタージュを見かけたりしてたんですけど
俄然興味がわいたきっかけというのが、今仕事先でご一緒する事があるおじいちゃんの
お姉さんが、なんとこの現金輸送車に乗ってた人と同僚だったという事が判明。
当時、東京に住んでてヨコワケハンサムボーイだったおじいちゃんは
検問で停められまくったり、警官2名に「すいませんが○○署まで送ってくれ」と
車に乗り込んできて、色々と質問されまくった経験をお持ちだったのです。
(当時、車に乗ってた若者自体少なかったせいもあるそうです。)

これはもう興味わくじゃないですか。
リアルな経験をそのまま聞けるなんて、こんな贅沢な事はないですよね(笑)

当時は銀行振込という概念もなく、給料は全部手渡しだった時代。
奪われた3億円は東芝従業員の冬のボーナスだったんですけども
保険をかけていたせいで、翌日にはちゃんとボーナスが払われたそうで。
しかもその保険会社も海外の保険会社に保険をかけてたので
まるまる手元に戻ったどころか、外貨を稼ぐという結果になったとか。

そして誰も傷つけず(後年、報道被害で自殺した人や過労死した警官はいる)
そのまま未解決で月日だけ過ぎてしまったこの事件。

莫大な数の遺留品があり、簡単に犯人は捕まると思われてたらしいですが
そのおじいちゃん曰く「当時はねえ。正直『やるなあ』と思ってたんですよね(笑)」と
本当に楽しそうに語ってくれたのでした。

さて、とりあえずはこの本を読んでみようかと思っています。

こういう時はまずは宝島社から、ですかねえ(笑)