数日前、新聞広告にマクドナルドのクーポンが入ってたので
単品で何個か適当に買って帰った事があったのだけれども
3歳の娘がベーコンレタスバーガーを一口食べて「もういらない」との事。

へえ、子供とかこんなん喜んで食うもんやのになあと思って
その残りを食べてみるとこれが恐ろしくマズイ。
カッスカスのパッサパサで、ようこんなもん売っとるなあと改めて思ってしまいました。

そこでふと思い出したのが日本発祥のハンバーガー店である「モスバーガー」。

Screenshot of www.mos.co.jp

20歳ぐらいから数年、住んでた所の周りには常にモスがあって
ハンバーガーといえばモスで食べてた自分も、最近はすっかり遠ざかってました。

最近いつ食べたっけ、と嫁さんと話をしてたら
おそらく娘が生まれる直前の江坂で食べたのが最後ではないか、との事で
実に4年近くも前の事になる。
最近ではどんなメニューがあるのかもわからないので、ここはいっちょ
行ってみましょうか、と3人(娘は保育園に行ってて不参加)で車で出かけてみた。

お店に入ってみると、前は見かけなかった「ナン」があったり
デザートの「フラペ」など、すっかり様変わりしてる様子。
昔よく食べてたトマトとミートソースのハンバーガーなくなったんかなあ、と思って
メニューを良く見ると健在でした。
店名を冠したメニューがそりゃなくなるわけないですわねw

ここで気になったのが「とびきりハンバーグサンド」というメニュー。

Screenshot of www.mos.co.jp
これには普通のハンバーガーとチーズバーガーがラインナップされてるのだけれども、レギュラーメニューの方のハンバーガーとは値段設定が倍以上。

輸入食材が溢れかえる最近のファストフード店事情を背景に「国産肉を使用」という事がこいつの売りなのかな、と思って今日はこれをオーダーする事にしました。

とはいえ、モスバーガーは注文を聞いてから作り始める、というシステムを
創業からずっと守り続けているので「ファストフード」とは言いがたいですが。
マクドナルドの様に「早さうんぬん」なんてのと比べたら失礼なのかも知れませんが。

5分ぐらい待ってから出来上がってきたとびきりハンバーグサンドは
一口食べただけで、先日のベーコンレタスバーガーとの違いがはっきりと(笑)
まずパンの質が全然違うんですわね。持った瞬間にわかるほどにw

そして売り文句だけあってハンバーグの味も大したもんでした。
360円という値段が高いか安いかは人によるでしょうけども、この味ならアリです。
というか500円ぐらいでも自分は納得出来るかもしれません。

ライスバーガーも「野菜かきあげ」とか「海老じんしょ」など
和食を追求するかのような独自路線でこれもおもしろそうなメニューになってました。

モスバーガーは新商品開発の試食の際、「満腹の状態」で食べるそうです。
これは「満腹の状態でも食べてしまうものが本当に美味しいものだ」というのが
創業者の櫻田慧氏の考えだとか。

なんでも効率重視の世の中とは相反した企業姿勢かも知れませんけども
僕はこういう丁寧な考えを持った食べ物屋さんの方が好きですねえ。

次は娘を連れて行って、とびきりハンバーグサンドを食べさせてみようかな。
バクバク食べたらそれはそれでおもしろいですけどね(笑)

そしてやっぱり、モスバーガーが好きって事で。
近くに出来てほしいなあ・・・