昨日、今日の二日間は20年ぶり以上のガソリンスタンド(昼勤務)でした。
これは去年から月に10日ほど行ってる夜間セルフスタンド監視業務の延長で
普段は誰もいないスタンド事務室に一人ぽつんと座って、
モニターを見(ながらPCで作業し)てるのだけど
ガソリンスタンドと言えば、年末はオニの洗車ラッシュ。
洗車専門スタッフを雇わなければ乗り越えれない凄まじさで
元々フルサービススタンドの正社員だった事もある僕には身にしみている。
そして年末三日間は夜間の監視スタッフも応援に駆り出されるのだ。
建前としては夜と同じ「モニター監視、給油解除ボタン操作」の契約で
昼間もこれをお願いします、との事なのだけれど。
なので、去年は年末のシフト希望をあえて「夜なら出れる」と
予め書いておいて回避したのだけれども、今年はうっかりしてて
ただ単に「空いてる」と書いてしまったのだ。
そして、今月の予定が届くとガッツリ昼勤務2連チャンだったというわけです。
決まってしまったもんは仕方ないし、ものは考えようで
20年ぶり以上、しかも昼間に、団体で、接客業!ってちょいと面白そう。
本当は昼に勤務する場合でも契約上、モニター監視しかしてはいけないのだけど
外は戦場の形相なのに、ぬくぬくとモニター前に座って
「契約上、出来ないんだごめんね」なんて事を言えるわけがない。
そして当日。
殺到する車の中を、大声出して走り倒しました。
正直、めっちゃ楽しかったし懐かしかった。
恐らく「いつまでも続くものではない」という事もあるのかも知れないけども
横柄なジジイ客をさばいたり、キーを抜いて車を置いていこうとする人を
スーパーダッシュで追いかけたり、給油が終わって出ていく事すら難しい
混雑するフィールドに道筋を見つけて、大声で車を誘導する快感。
そう、こういう事を高校出てすぐ毎日3年間もやってたんだよな。
二日間の勤務を終えて「ありがとうございました。次は来年ですね」と
昼の皆さんに告げると「えーー明日(大晦日)は?来れないんですか?」
「ダメですよ、任意で出頭して下さい(笑)」「最終日だけ他の人はキツいす!」等
とても嬉しい言葉を頂き、やっぱり戦力と数えられたりアテにされるのって
人間にとってすごく嬉しい事なのだなあ、と改めて思いました。
スタンドにやってくる人達を見たり応対したりして
ああ、やっぱ年食うと性格が顔に出るなあとか
同じ年ぐらいでなんであんないい車乗ってんだちっきしょーとか
SOHOスタイルでPC相手に孤独にやってるとつい忘れてしまう感情が
自分の中にまだある事もとても新鮮でした(笑)
でもやっぱり、僕はこれを毎日やって暮らして行くのは難しいと思う。
自分の思い描く生活を確立する為にはまず
色んな緊急信号の為にチョイスしたここの仕事を減らしていき
今取り組んでいる仕事を拡大していかなければならない。
年始の誓いなど立てるのは昔は苦手だったけれども
2014年は過激なまでにストイックに数字を追いかけてこれを達成したい。
そう思えたのもこの二日間のおかげなのかも知れません。