大阪の街ん中で育ちましたが故に
虫が苦手です。
カブトムシとクワガタムシは捕るものではなく「買うもの」でした。
いくら早起きして近くの公園の木に蜂蜜塗ってもアリがたかるだけでした。
小学館の図鑑は嘘つきだと思いました。
カマキリもバッタもセミもコオロギもスズムシも手にした記憶はございません。
ゴキブリ、ならば知ってます。呼ばれもしないのに出てくるし、その上空まで飛びやがる。
手にした記憶がない、という事は経験がないと言う事。ノーエクスペリエンス。
経験がないものはできやしません。
・・・・・・・・この山のふもとに引っ越す時に下見に来たのですが
網戸にカマキリが止まってました。
正直、ちょっといやな予感がしました。
そして雪が降り積もる冬を越して、初めての夏。
部屋の灯りを付けながら仕事をしてて、一服するべえとベランダに出ようとしたら
網戸に見たことがない虫たちがいっぱい。
絶叫しそうになるのをこらえました。
セミって夜にはビービー音を立てて飛びまくっている事も知りました。
タバコを吸ってベランダから戻る際に、一緒に入ってきたのか
作業をしていて視界に動く物を発見。
カミキリムシでした。
ホンモノを見たのは初めてでした。
いつか・・・・・慣れますか?
大丈夫ですよね。
ですよね・・・・・・
経験を積むために、まずは手づかみからトライしようと思います。