朝、すこし早めに起きたので近所の大きな図書館へと出かける。
目的は最近マンネリ化しつつある食事のレシピを仕入れに。
レシピの本は買う、という手もあるけどもこれだけあればまず枯れる事はあるまい(笑)
特に最近は「外国の料理」というカテゴリー分けがされたので探しやすくなった。
こうして見ると本のタイトルってのはサイトのTitleタグの内容と同じで、「まず手に取りたくなるのか」という点が共通している。
検索エンジンの検索結果がクリックしたくなる内容かどうか、はとても大事だし
探しに来た人間に「刺さる」キーワードがタイトルに含まれているかが重要。
少なくとも自分が「愛されレシピ」なんというお花畑満載のレシピ本など絶対に手に取る事はないんだけども、世の中にはそれを好んで手に取る人達もいる、という事ですわね。
ターゲットの選定とキーワード選び、という作業の重要さに気づいた瞬間でもありました。
今回はこの3冊。
マフィア映画の中で、男が料理する場面ってけっこう出てくるんだけども
その流れでイタリア料理に興味がわいてるここ最近。
特に「家庭料理」に興味があるので「おうちレシピ」「手作り」というキーワードが刺さったという事になります(笑)
帰り道、車の中から見えた風景に違和感が。
ずっと廃墟の様に立ってたビルが取り壊されて更地になっていました。
「あーやっぱりなくなったか」と思いながらも、あと数回目にすれば慣れてしまうはず。
あらゆる物の存在、というものはきっとそんなものに違いない。
違和感や寂しさも時間を重ねる事によってそれが普通になっていけるのが、逆に人間の良い所なのかもしれません。
頭の中にある光景や思い出、手の中に残っているすくい上げた実感。
良い想い出、忘れてしまいたい出来事。
目の前にある風景、誰かの存在、そして自分の存在そのもの。
何が欠落しても、すべて時間の流れの中で折り合いが付いてしまうからこそ人間はここまで発達してこれたんだろうなあ。
帰宅してさっそく良さそうなレシピを作ってみた。
鳥の胸肉をよく使うみたいで、サラダなんかにも使うんだとか。
バジルはベランダのプランターから調達。
さて、明日からまた1週間が始まりますな。
積み重ねるために一生懸命、時の流れに抗おうと思います(笑)