D.I.Y.(Do it Yourself)の精神はパンクロッカー出身としては大事。
しかし、それが悪循環に陥っていくというお話です。
この間、時計の電池交換というお話をしましたね。
このエントリーの最後に「TIMEXの電池交換も近々挑戦してみようと思います。」と書いたって事は「こじ開け」を買わなきゃ出来ないって事ですよね。
というわけで「こじ開け」を買おうとAmazonを徘徊しておりますとこれが。
こじ開け単体に+500円するだけでこの時計修理セットが買えるんならこっちが良いよね、と購入。
そして、無事にTIMEXの裏蓋が開いて電池交換、っと。
そしたらね。全然裏蓋が閉まんねえんだこれがw
もうどれだけ押し込んでも閉まらない。
万力で押し込んだれ、と思いつつもふと我に返って「あかんあかん、ガラス割れるやん」と思いとどまる。
調べてみると、どうやらプロは専用の工具を使って閉めるそうで。
オウ・・・これがないと閉まらんのであれば、これも買うしかないのか(笑)
時計屋さんに「すいませんww これ、閉めてもらえます?www」って言いに行くのもなあ。。
修理セット買ったんならもうこれも買っとけばいいよね。きっとね。
そんな悪循環とも言えるこういう流れ、実はけっこう多い。
長男が「おとーさん、これ充電できなくなった!」とNintendo DSi LLを持ってきた。
なるほど、確かにアダプター挿しても充電出来ん。
ソケットを覗いてみると、あらら、中のプラスチックの部品が取れてしまっている。
と、普通ならここで任天堂に修理出せばいいものをなぜか部品をオーダーするワシ。
そして分解開始。
あ、あんな所に6点もハンダづけするのかよ・・・
PSPは何度も分解修理してたから若干ナメてましたが、やっぱ画面2つ、タッチパネルっていうのはそれなりにややこしい造りになっておるんですな・・・
ルーペで覗いても、結局所時してるハンダごてのサイズがデカ過ぎてどう考えても無理。
これは実装基板用のハンダごて(温度も調節可能、先がめっさ細い)が必要となる。
でないと、他の部品を溶かしてしまう結果になってしまうのは明白。
で、今はこのDSi LLと同じ物が中古だと新しいハンダごてより安く買える、という事実。
さてと。
あなたならどっちを選びます?
でねでね。ハンダごてについて調べていると(おい)こんなサイトを発見しました。
その名もゴッドはんだ株式会社!
http://www.noseseiki.com/
元々はノセ精機さんという社名ですが、来月1日から「ゴッドハンドを持つ「はんだ付け」の職人集団が、はんだ付けで世の中に貢献いたします。」という事でこの社名になるとか。
このハンダづけに全てをぶち込んだ入魂のコンテンツ、たまらないものがあります。
確かに今はハンダづけについて正しい知識を学ぶのは難しいのかもしれませんね。
実際にハンダがうまく落ちないのは何でや、と思ってましたがコテの温度やコテ先の素材に原因があったとは。
やっぱりプロユースとなると色んな拘りがあって当然って事ですよね~。素晴らしい。
我に返ると・・・・・・・・机の上にはバラバラのDSi LLと蓋の閉まってないTIMEXがあります。
どーするよ、オレ。
「トライすらできないヤツが、やっている人間に何を言えるって言うんだ?」
ジョー・ストラマー pic.twitter.com/BVFBxfWV0E
— ロック名言 (@69_meigen) October 22, 2017