「将来は絶対にああはならないようにしようぜ!」と言っていた人が見事にそうなった、というのをここ最近本当によく見る気がする。
自分も人生の折り返しを確実に過ぎているのでこの手の事には敏感でいたい。
周りのいわゆる「そうなった人達」の年齢まではあっという間だからである。
「最近忙しい」と言ったのが気に入らなかった、とか後輩が頑張っているのを喜ばずに罵倒するとか、テレビの中の張本をリアルで直視している様な感じと言えば分かって頂けるだろうか。
「なんであんな事になるんかいのう」とまだ自らを客観的に見れて制御出来てる内はマシか・・と思ってたんだけども、先日ある動画を見ててふっと沸いてきた今までにない感情に気付く。
たとえば今はYoutubeとかで、テレビに出てる人達のオフな感じのインタビューって見れますわね。
昔は映像の発信というものはテレビしかなかったからそんな感じの物は見れなかった。
今、家族みんなで夢中になってる「仮面ライダービルド」の出演者によるこの動画。
https://www.youtube.com/watch?v=LVfJw99vZ34
主演、犬飼敦史くんによる動画ブログ「勝利の法則」というものである。
これをぼーっと見ていて「若いっていいなあ」と嫉妬に似た感情がわいてきたのである(笑)
いや、それは仕方ない事なんやけどもね。ホンマに若いから彼らはw
この「いいなあ」という気持ちに付随して「なんか腹立つ」って気持ちが沸いてきたらあかんのや、と。
そういう事に気付いたわけですよ。
自らがすでに失い、そして絶対に戻る事のない「若さ」という物に対してどう向き合うかって事なんでしょうなきっと。
ふと周りを見渡してみると、ああ確かに納得。
この図式に当てはめると見えてくる物がいっぱいありますわね(笑)
老いていくのはもうしゃーない、と。
そんな自分に出来る事・誇れる事を内外問わずに確立せよ、と。
それを踏まえて下の世代に何が出来るのかっていう割り切りが大事、と見た。
よう知らんけど。
と、そんな事を思う冬の夜でございました。
明日は姫路で演奏。雪が降らなきゃいいけどなあ。