ちょっとした発注ミスのせいで、ひさしぶりに楽器屋に行くことになりました。
山奥に引っ込んでからというもの、楽器屋のある中心地に行くのに
往復1000円ちょっとかかるようになりまして、
すっかりサウンドハウスさんのお世話になりっぱなしです。

とはいえ、こういう所に住んでいるからこそ
ネット通販のありがたさっていうのがわかりますね。
価格が安い上に、送料が交通費を下回れば圧倒的に安いって事ですから。

久しぶりに入店した楽器屋さん。
あちこちにぶら下がるギター達を見ても、少しも心が動かない事に
自分が年を取った事を実感したり。
昔はあれこれ欲しい!とか思っていましたが
気に入った数本があれば、それをイジる方が楽しいという方に
自分の心が固定されているようでw

さて、いつもの弦(ダダリオ010)は・・・・・と探していたら
ふと目に付いたのがELIXIR(エリクサー)の弦。
数年前から各社が発売している「コーディング弦」の草分け的なブランドです。

前々から「寿命が数倍!」とか「錆びない!」などの評判は聞いてましたが
実は使ったことがなかったんですね。
なんせ今使ってるのより3倍近い値段しますので。。

「うむ。せっかくだからこいつを買って試して見るか」

ギター歴20ウン年にしての初めての弦ブランド変更。

張り替えてみて思ったのは
新しい弦にある「ギラギラ感」がほとんどなく、
ある程度馴染んだ音がするという事。
よく言えばマイルド、悪く言えばヌケの悪い音。

しかし数回のステージを重ねて行く上で思ったのは
その最初の音のまま、ほとんど音色が変わらないという事でした。
ダダリオだったら3回ステージをやれば
落ち着いた音になって、そこからだんだん劣化していくのだけど
エリクサーはほとんどそれを感じないのですね。

これで弦切れに対する耐久力も、ダダリオの数倍あるのならば
間違いなくブランド変更してしまいそうです。

さすがにねえ。
切れるのまではどうしようもない気がするけれども・・・・