5歳になった長男。本日は予防接種の日。
「絶対に行かない」と最初は口だけだったものの、いざ病院前に連れて行くと座り込んで抗議。
こうなるとわかっていたので予め一緒に行くことにしておいてよかった。
いざ病院の中に入ると靴を飛ばし、泣きわめき暴れてどうしようもない。
男手の自分が無理矢理羽交い締めにしてやっと注射を終わらせる。
注射自体はそんなに痛くなかったろうけども、「無理矢理連れてこられた」という事実そのものがどうやら大問題のようで。
帰りの車中からは飛び降りようとするわ、「もう死んでいなくなる」と叫びまくるわ大変。
こういうのを宥めながら「叱らない教育」ってのは出来ないタチなんですわね私。
アザ作るほど殴ったりとかはもちろんしませんけども、圧倒的な力の差と怖さってのはやっぱり示しておかないとな、ってのは昔から思っておりますが故に。
家に帰った途端に靴をゴミ箱に投げ捨てよった段階で親父スイッチオン。
具体的にどうこうとは書きませんが「もう死んでいなくなる」という軽口以上の恐怖は味わった事でしょう。
そりゃあね、怒る方も怒りたくて怒ってるわけちゃいますからなあ。
テンション保つのそれなりに辛いんですわ。それを見てる娘も泣き出したりしよるし・・・・
でも「怒る」という行為は気分次第ではなくてやり切らんとアカンのですよ。
でないと肝心の物が伝わらない気がしましてな。
夕方頃になると朝の出来事は全て忘れた感じで楽しそうに遊んだり、話しかけてくる長男。
こういう根に持たない性格というのは親であるが故にわかってはいるけども、実際はどう思ってるのか答えはわかりません。
やけども、やったらアカン事を教えるって事にいつか身体張らんとあかん場面もあるんやろなと思った本日。
42年前、自分も目の前の長男と同じ年だった。その頃の親父はやっぱり怖かったな。
晩ご飯までの外遊び。コマなしの自転車に乗れるようになりました。
父親として息子の全ての成長を喜んでいるのは確かです。
しかし、やっぱりニラミを利かせる立場でもずっといたいなとも思います。
子育てとはお互いの成長って事なんやろね。男同士、さてどうなっていくのか楽しみだ。