子供達のプレゼントを手配しつつ、ああなんか自分にも欲しいじゃない?と
まるで永ちゃんのような独り言を呟きながら、やっぱり毎日使うものがいいよねと。
そこで思い出したのがほぼ毎日使っているまな板、である。
今使っているのは木製。それこそ一人暮らしを始めて以来なので
20年以上、毎日の食事タイムを一緒に戦った戦友(とも)だ。
しかし、その歴戦の老兵は消耗が激しく、色も変色しておりなにより不衛生感パねぇっす。
この朽ち果てた感。もうそれで充分だ。おお神よ、彼を救いたまえ。
って事で、だいぶ前に読んだ日経トレンディの記事を思い出す。
今は合成ゴム製のまな板という物がプロユースでも人気らしい。
なので、自分へのクリスマスプレゼントにこいつを買う事にしました。
アサヒゴム株式会社の「アサヒクッキンカット」。
もう発売から40年以上も経つ商品らしい(アサヒクッキンカット公式サイトより)
元々なんで木のまな板を買ったのか、という事に触れると
あのプラスチックまな板の「ネチョ」っとした感触がイヤだったのと
古き良き物を好むオールディー感覚のせいでもある。
ただどちらもやっぱり欠点はあって、20年使った木のまな板を見てもわかるように
欠けたり、傷が付いたり、変色したりというのは致し方ないと思ってました。
このエラストマーという合成ゴムで出来たまな板。
「ゴム・・・か」と思って一番心配したのはその感触だったのだけれど
届いて開封してみるとこれはまさに「木」そのものの感触でビックリしました。
言われないとゴムだなんて気づかないほどに。
動画を撮影してアップしてみたけども、これはほぼ木と変わりませぬ。
ただ包丁を置いて横に滑らせた時の感触が木とは違いかなり引っかかる感じがしますが
これは1週間も使えば慣れてしまうでしょう。
しかも、ゴムという最大のメリットは
- 吸水性がほぼゼロに近くそれ故に変色もしにくい。カビも発生しにくい。
という、まな板という物が使われる場所において最大に発揮されるのである。
木のまな板だと洗ったら乾かすのも大変だし、それ故にカビもすごい。
試しにこのクッキンカットに醤油を垂らして拭き取っても全く色は残りませんでした。
これは普段使いにはたまらないメリットかもしれないですね。
重さもそれなりにあって安定感もバツグン。
しかも前の木のまな板より薄いので収納も手入れもとても楽になりました。
ほんと、全ての料理好きにオススメしたいアイテムですこいつ。
それなりに値段は張りますが、まあ一生使えると思えば安いもの。
それと毎日の手間と抗菌性というメリットが手に入るのなら問題なしです。
毎日の料理がこれで楽しくなるなあ(笑)