元来、車にはあんまり拘りがなくて基準と言えば「88鍵のピアノが積める事」というのがぼんやりとありました。
演奏家として機材が積めるのは最低条件、という事は当然なんですが、あとはもう適当。
これとこれ・・どっちにしようか?とかあまり悩んだケースはありません。

そんなノリで4年前に選んだAZR60Gヴォクシーですが、そろそろ2回目の車検。
走行距離は16万キロに近づき、あちこちに不具合が出てきました。

冷暖房のブレンダーがおかしい

今年の冬に入ったぐらいからエアコンの設定温度を30℃(右側いっぱい)にしないと熱風が出なくなりました。
これはグローブボックスの下にある冷気と暖気をブレンドする部品の不具合。
自分で交換する事も可能な部品なんですが、その部品にたどり着くまでがめんどくせえ。

なので、最近は手動で風量を調節したりしながら使ってました。

車内照明がおかしい

普通はドアを閉めたら車内灯は消えますが、ある日照明が勝手に点灯してバッテリーがあがる事案発生。
我が家にはセカンドカーがあるのでブースターケーブルで事なきを得ましたが、原因は不明。
恐らくどこかのセンサーがおかしなったんでしょうけども、それ以来車内灯は消したまま。

使うときは手動で点灯。
まあ、昔の車は全部こういうマニュアル操作だったんでしょうけどもw

メーターパネルがおかしい

いつからかギアをRにいれても「ピーピー」という音がしなくなりました。
それどころかライトを付けたままキーを抜いても警告音がなりません。

この二つ、メーターパネル内の部品から出るんですがその部品だけを取り替えるのは不可能。
メーターパネル毎交換せんといかんらしいのです。
別にバックする時に音は鳴らんでもええんですが、昼間にライトつけっぱなしでキー抜いても音が鳴らんのは困る。
何度か「うおお、ライトつけっぱなしやったやんけ」という事がありまして。

60ヴォクシーのあるグレードだけのオプションだった「オプティトロン・メーター」をヤフオクで物色してましたが、さすがに球数が少なくてものっそ高価。

この手の「ちょっと不便」な不具合プラス、そろそろタイヤも全部交換せんとヤバい。
16万キロってことは次回の車検の際には18万キロ越えることは確実。
シャフトブーツからも若干漏れが見える、ってことで車検見積もり金額もそれなりになったので乗り換える事に決定。

南港 ― 未だ営業を続ける南港海釣り公園とかつての海水プールの廃墟

この記事を書いた時、カーショップにちょうどZRR70Wヴォクシーの在庫が。
店でレンタカーとして使用していた走行距離7万キロのもの。

「・・・あれは売り物?」
「あ、はい。そっスよー。見てみます?」
「うん。じゃあアレで」
「はやっww」

整備記録は全部残ってる、というのも安心材料やし、4代目の90ヴォクシーが出た今となれば70も値段がだいぶ下がった。
あとはもう勝手知ったるトヨタ車というのが一番の決め手。

それの納車が今日なのでした。
60ヴォクシーの車検は今日まで、という毎度ギリギリの買い換え劇。

階段下に車庫があった音楽スタジオに駐める際にこすって出来た傷。そのスタジオも今はない。

これはつい最近、駐車してる時に何かに当てられた傷。全く覚えなし。

そういえば草刈り機からの飛び石でスナイパーの様にガラス割られた事もありましたな(笑)

狙撃 ― 飛び石被害にてスライドドアが割られるという事件勃発

自分でラジエター交換したり、エンジンバルブを洗浄したりそれなりに手をかけた想い出がある60。
ムーンルーフとサンルーフが気に入った子供達が「これがいい!」というノリで決めましたが、最近はもう見向きもしなくなりました(笑)

70ヴォクシーが納車した5分後の光景はこちら。

毎度の納車の際のお馴染みの光景。即分解される愛車。
思えばカーナビは導入以来、全部取り付けは自分でやっております。
トヨタ車はこの辺の分解にはネジを使ってないのが多いので、大抵は引っ張れば取れるという感覚があります。
70ヴォクシーもシフトノブをクルクル回して外してから、パネルを引っ張ればこの通り。

TOYOTA純正ナビはコネクターの形状がほぼ変更なしでずっと今まで来てるようで、今回もスポスポ挿せば無事に起動。
ここまでの作業時間、10分程度。
線を引き回したりコネクターの変換もせんでいいので純正が一番w
地図に映ってるのでお察しの通り、ここは住之江競艇場の路肩(笑)
ここは大型トラックの休憩場所として昔から有名。

ダイアグモードに入って各種信号チェック。
そっか、70からはステアリングの舵角信号も出力されてるからバックガイドモニターも使えますな。
とはいえ、ナビ本体の地図はあえて古いまま(12年前の地図)にしてあります。
地方を走る時、スマホナビとの地図を見比べて「へー、ここには10年前このバイパスなかったんやなあ」ってのも楽しいので。

運転席周りは60時代とほぼ変わらず移植完了。
さて、慣らしがてら国道1号線でゆっくりと京都の仕事へ向かいましょう。

京都での仕事はこちら。

2023.2.3ライブレポート~誰が鬼?節分ナイトにERI&CONNIEの爆弾娘コンビ!

今までずっと4速ATばかりでしたが、今回は生まれて初めてのCVTミッション。
アクセル踏み込んで「ガコン」と加速する感じがないので、違和感がありますがいずれ慣れるでしょう。

エンジンブレーキをそれなりに使う運転をするので、パドルシフトが付いてたのが嬉しい誤算。
ハンドルから手を離さずにシフトダウン出来るのはめっちゃ楽ですな。

そして夜になって初めてオプティトロン・メーターだったと気付く(笑)
60の時からずっと物色してたので少し苦笑い。

きっとこれからも色んなトラブルなどなど出てくるんでしょうけど、70ヴォクシーも色んな情報が出尽くしてるので少しずつイジっていこうかと思います。