ちょっと前に「炭火おこし」グッズを買って、簡単に火が点いたという記事を書きました。
これでバーベキューも怖くねえぜ、と意気込んでましたがちょい待て、と。
いずれ一人で出かける際、わざわざ毎回炭火起こすんかいと思いまして。
炭火をおこせば灰が出るし、その処理も面倒だ。
もっと手軽に火を起こせるグッズがあるはずや、と検索してみたらいっぱいあるんですねやっぱり。
いわゆる「ストーブバーナー」という部類のギアーがあるそうな。
部屋で使う暖房器具とはちゃうみたい。
燃料にはCB(Cassette Gas Bombe)缶とOD(OutDoor)缶という2種類があるようで、それぞれメリットとデメリットがあるようです。

左がOD缶、右がCB缶
CB缶はいわゆるカセットコンロで使う物と全く同じ物で、入手し安い、価格安いというメリットがある反面、
気温5度以下、または標高が高い場所になるとガスが気化しなくなって使えなくなったり、屋外で安定せんそうな。
カセットコンロとかも元々は屋内で使う事を想定されてるのでこれは仕方ないんでしょうな。
手軽に使えるけどプロユースではない、って事でしょうかね。
OD缶はOutdoorというだけあって過酷な環境での使用を想定してるんですが、価格高いし入手する場所も限られてると。
確かにコンビニでは見た事ないし、アウトドアの事知らなければ目にする事もないでしょうな・・・
さあ、どっちにする?と問われると、真冬にアウトドアする気は今はないし山にも登る予定もない。
もともと家にあるカセットコンロとの互換性もあるもんをまず使う、ってのが性格的にも合ってる気がする。
というわけで、まずはCB缶のバーナーを探す事にしました。
SOTO ― 新富士バーナー株式会社
SOTOというブランドがあるのを知ったのは3ヶ月ほど前に炙り料理用にガスバーナーを購入した時。
これでグラタン焦がしたり、キャラメリゼ作ったり楽しんでましたが新富士バーナーって会社を調べてみたらもう「炎」のスペシャリストやん。
Amazonとかには安くて聞いた事のないメーカーのストーブバーナーもいっぱい売ってますが、なんせ火を扱う器具なのでここは値が張ってもちゃんとした物を買っといた方が安全と判断。
どうやらソロキャンパーにはST-310という型番のレギュレータストーブが定番のようです。
が、自分はファミリー用途でも使うし、大きめの調理器具も使うやろしバーナー部分が少し大きめのST-340を選びました。
ゴトク部分の足にシリコン製の滑り止めが付いてますが、これはST-310用に作られた物がSERIAで売ってまして。
そのままST-340にもすっぽりとはまりました。
これで滑らなくなったし、熱の伝導も抑えられます。
さすがは定番製品、カスタマイズ品が100円ショップでも売ってるとは(笑)
SOTOはCB缶のバーナーだけでも数種類の型番展開(オンラインSHOPはこちら)されてるようで、どれも無骨でイケてるデザイン。
「炎」にかける情熱がカタログにも溢れております。
点火装置が付いてるので点火する際に別にライターなどを用意しなくていいのも便利。
独自開発のマイクロレギュレータで気温低下や連続使用に対しての対策もしてあるそうで、安いの買って「アカンなー」って思うよりは最初からこっち買っといて正解やと思いました。
ただ、やっぱり横風には弱くて、炊飯の際に弱火にする時はさすがに消えてまうので風対策は必要でした。
こういうタイプのパタパタ畳めるものもダイソーでは売ってます(笑)
さすがはベストセラー製品、こんな社外品のカスタムパーツも豊富。
他にもツマミのカスタマイズパーツなども・・・・
ヤンキーがシフトノブを透明のやつに替える、的なものを感じます(笑)
なんせこのST-340、畳んでしまえば片手に乗るサイズ。本体のみで350グラムという軽さ。
防災対策として持っておくのも良いかな、と思います。
アルミクッカー使って作った高菜明太ごはんの写真はこちら
これからも長い付き合いになりそうです。
今回はAmazonで購入。購入時の価格はセール中か何かで6800円でした。
SOTOはCB TOUGHという寒冷地対策されたCB缶も出してるようです。
冬になってキャンプしたくなったらこっちのガスをまず使ってみますか。