2020年も暮れていく。
今年はまさかの急性心不全での入院~薬の副作用で仕事に穴を開けてしまうという事から始まり、そして世の中はコロナ禍に突入していった。
決まってた仕事に穴を開けたり、そして緊急事態宣言で仕事そのものがなくなったり。

当たり前の様にあった物が急速に無くなっていく中で、振り返ってみれば比較的冷静でいれた気がします。
心のどこかに「ずっと変わらない物なんてない」という気持ちを常に持っているようにしてるおかげなのか、起こる出来事に「なるほどそうか。じゃあ明日からどうしよう」という気持ちで日々を過ごす事が出来たのは本当に良かったなと。

PC環境への設備投資、そして演奏環境への設備投資もふんだんに行いましたね(笑)
声のエフェクターPlay Acousticの導入、15年ぶりのGT-8からGe300へのメインエフェクトの乗換え、
紙の楽譜からタブレットを利用した電子化、ガットギターの導入など。
特にPlay Acousticの導入は、毎回演奏メンバーが替わる現場においてコーラスの割り振りをしなくてよくなったのが最大のメリット。
まさにテクノロジーの進化を感じました。
・・・そりゃささっと集まった人間でコーラス出来れば最高なんですけどね(笑)

ライブハウスでのクラスター発生が報道されてからは、ライブ活動をやってる事自体どやねん、と思った事もありましたが
考えてみればそこに足を運んでくれるお客さんもそれぞれリスクをわかった上で遊びに来てくれるわけです。
なので、そこの空間では自分が出来る事をめいっぱいやるしかないな、と改めて思いました。
・・・人に夢を与える、なんて大それた事を言うのは小っ恥ずかしいのですけどもね。
こんな世情でも時間とお金を使って足を運んでくれる皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

4月の自分の日記には「それそれ個人が出来る事をめいっぱいやるしかない。」と書いていました。

冷静 ― ステイホームよりまずはステイクールじゃないだろうか

その気持ちはずっと変わりません。
誰もがみんな生き延びるために必死になって試行錯誤してるのは確かですし、色んな考え方があって当然。
だからこそ務めて冷静でいなきゃならないなと思います。これから世界がどうなろうと、ね。

2020年、演奏納めに向かう前に買い出しに出かけたショッピングモールで靴を見つけました。

America nino Edwinというブランドの靴だそうです。
ソールも柔らかいし、落ち着いた感じの赤が一発で気に入りました。

そして、スペースジオンでは2ステージだけですが20歳年下のギタリストと共演しました。
来年に向けて、色々と新しい事が芽吹きつつあります。

2021年も色んな新しい事が楽しく展開していきますように。
そして、早く世界からウィルスの脅威が消えますように。