相変わらずのコロナ禍は続いておりまして、緊急事態宣言も長引き、演奏の予定はすこーんと吹っ飛びました。
まあまあの収入ダウンに加え、昨年に比べて補償のお話は一切出ずオリンピックばかり呪文の様に唱える政府。
ああ、あの頃は懐かしいなあと振り返った所でなんのプラスにもなりゃしません。
そろそろ別の生き方を模索すべえか、と近くに出来たAmazonのピッキングセンターのバイトにでも募集してみようかしらとニヤニヤしております。
ニトリのピッキングセンターには行った事あるんだが、この図体だとデカい物が置かれてる場所(ソファーとか組み立て式家具)に回されて、なかなかハードなんよね。
Amazonも同じ扱いされるんかしら(笑)

さて、そんな感じの近況報告。
まず大きな出来事としては今月中に引っ越しをする事が決まりまして。
とはいえ、外国や遠くの街にランナウェイするわけではなくて歩いても行けるとこに良い物件が出たんです。
4丁目から7丁目へ、そんなレベルのお引っ越し。
荷物を減らしておくと引っ越しの際は楽だ、という事はさすがにわかってるのでそれをやっとるのです。

そこでこの過去記事。

終焉 ― 28年間を駆け抜けたCDプレーヤーよ、さらばだ!CDP-333ESJのお話

2019年12月のこの記事以来、結局CDプレーヤーは買わないまま今まで来ました。
新しくCDを買うという事もなくなり、リスニング環境もiPodからウォークマンに変わりましたが、CDプレーヤーがなくても全然困らなかったという事実。
じゃあもうお別れしてもいいのかな、と。
全てのCDはすでにmp3(192kbps)でリッピングしているわけですし、バックアップもクラウド環境に構築済みですし。

そこで気になるのが「音質」。
さすがにmp3で取り込んだ上に元の音源を捨てるのはなんか引っかかる気がしたんですよね。

WalkmanはFLACに対応しているので、じゃあいっぺんFLACでリッピングしてみました。
しかし1曲のファイルサイズが30MBとかになるのはなんか・・・ねえ。昔人間ですからもはや(笑)
そこでmp3の最高音質である320kbpsでリッピングしたものを、FLACとブラインドテストしてみる事に。

ああ、うん。もはやどちらの違いもわかんない様子です。ヘッドホンで聴いても。
50超えてますしねもはや。
きっと耳もへたってるんだろうなあと思いつつ、モスキート音でチェックするサイトを発見。

https://www.signia.jp/mosquite-noise/

このサイトで計測したら耳年齢は39歳との事で。
この先はもう聞こえなくなる音が増えて行くのみ。
で、最後に背中を押したのが「持ったまま死ねるわけじゃなし」という心境。
耳がへたってきてるならもうmp3だけでも問題ないやないの、と割り切る事にしました。

400枚近くのCDを手元に大事なのだけ20枚ぐらい残して全て出張買取を依頼。
感慨深さと感傷はほんの少しだけ。20枚分の思い出を手元に。
若い頃、電車賃も全て投げ打って購入したアトランティックR&Bのボックスはやっぱり売れない(笑)
大事に抱えて家までの数十キロを歩いて帰った思い出ごと棺桶にまで持って行く事にしましょうか。
ブックレットが読みたくてわざわざ輸入盤を売り払って、差額を出してまで買ったエディ・コクランのボックスも。

そういやPCの仕事の方でもCD-ROMを買うことがなくなった。
それこそギガバイト単位のデータでも普通にネット経由で送信できますしね。

さて、いくらになるのか楽しみですわ。きっと半分以上は値段がつかない気もするけども。