配信ライブは定例化しつつありますが更なる音質アップを目指して奮闘中。
前回の疑問はこちら。

配信12 ― ライブ配信時の音量ちっさいんちゃうんか問題を追及する

あれ以来、コンプなしのゲインだけ10dbアップしてという事を固定してやってますが、相変わらずなんかちゃう。
もちっとFMラジオみたいな音質にならんものか、と。
それにはやっぱり音量の均一化というものを実現させねばならない、と色々とやってみております。

やっぱりコンプレッサーというもんをもっと理解せねばなるまい、という結論になりました。
ギターにかけて使う分には「あ、そうそう。こういうパキパキなカッティングよ」でOKなんですが
いかんせん、声とギターのマスターにかけるとなるとそれだけの理解度ではどうもアカン気が。

OBS Studioに最初から入ってるコンプレッサーは設定項目が多く、ギタリストの自分にはどうも理解が・・・
いや、ギタリストうんぬんって話ではない気がするけども(笑)
昔のダイナコンプみたいな、ツマミ二つとかそういうのんならまだ理解出来るんかもしれんと。

幸い、OBS StudioはVSTプラグインが使える。
って事で、無料のコンプレッサープラグインを探し当てました。
それがMJUCjr。ドイツの会社のコンプの無料版。

おお、まさにツマミ二つ。これならワシにも理解出来るのかもしれない。
紹介動画も見つけました。

これをマスターアウトにかけてみて、Youtubeに

  1. ゲイン12db+
  2. ゲイン16db+
  3. ゲイン20db+

を全く同じ環境で3つの動画をライブ配信で流した。
統計情報が反映されるのは24時間ぐらいかかるのでそれを待つ事にする。

ゲイン12db+

content loudnessの数値は-1.2db。
適正音量には少し足らない。
OBS側の「マイク」の数値を直接12.0dbに設定してクリップしないぐらいの音量に設定してます。

ゲイン16db+

content loudnessの数値は1.1db。
16dbにしてようやく適正音量をオーバーした、と見ていいんだろうかこれ。

ゲイン20db+

content loudnessの数値は3.4db。
ただし+20dbの設定だとレベルメーターが数回クリップしていた。
そのせいか、配信されたものは確かに音量は上がっているけどもいい音とはやっぱり言い難い・・

という事で、OBS側の音量を+15~18dbぐらいに、そしてコンプをいい具合に設定してやれば、Youtube側にちょうど良い音量を送れるのかなというなんとなくの感じは掴めました。

これも使用機材によって変わるんでしょうけども・・・

明日の配信はこのコンプと16dbの設定でお送りしようかと思います。

もともとは明日はシルバーウィングスでのイベント「The Fantastic 80’s-90’s」に出演するはずでしたが、緊急事態宣言の延長のためイベントがなくなりまして。
それなら、と急遽配信をやる事になったってわけです。

明日は緊急事態宣言で演奏する機会が減りつつあるビートルズ曲とオールディーズナンバーのみを、本人らのリハビリと称してお届けする予定(笑)

さて、いい音といい音量で配信がキマりますように・・・