ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

終焉 ― 28年間を駆け抜けたCDプレーヤーよ、さらばだ!CDP-333ESJのお話

December 02 2019

もういつ頃だったのかは定かではないけどきっと20歳過ぎだったはず。
当時としてはけっこう頑張って買ったCDプレーヤーがSONYのCDP-333ESJでした。

オーディオの足跡様から画像を引用)

2003年にベルトとコンデンサ交換してからずっと今まで使ってきましたが、最近はいよいよCDを読み込まなくなりまして。
CDを一瞬認識はするんですが、その数秒後にリセットされよるんですね。
2003年の時みたいにSONYに修理に出そうにももはや部品は保持されてなくて受け付けてくれません。
そして、ベルトは自分で交換出来てもピックアップレンズがもはや手に入らない。
この機種のピックアップレンズはKSS-272Aという型番ですが、これが極めて入手困難。
たまにeBayで中古部品が出品されてたりするんですが、これが50000円を超えるという(笑)

ピックアップの裏にレーザー調節のツマミがあるそうなんですが、もうそこをイジる気力もなくて。

特に最近はパソコンでリッピングして携帯プレーヤーに転送するという事の方が多くて、特になくても困ってないのが実情でした。
なので、思い入れ深い「相棒」ではあるものの、お別れする事に。

コイツの想い出といえば・・・・・ねえ。
確か、これの前にも自分でCDプレーヤーを買って持ってたんですがそれが壊れてしまって。
で、お金貯めて当時はやってたミニコンポでも買おうかと思って日本橋に行ったんですな。
その電気屋のお兄さんがとても面白いというか、口が悪いというか
あらゆるミニコンポの悪い所をズケズケとお客である僕に言い聞かせるわけです(笑)
そして、自分ですでにAVアンプとカセットデッキを所有してた事もあり
「その予算でミニコンポ探すのなら、絶対にCDプレーヤーとスピーカーを買うべきだ」と力説しよるんです。

その時に買ったのがこのCDP-333ESJとスピーカー。
スピーカーは今でも健在でとてもいい音を聞かせてくれています。

このCDプレーヤーの何が便利だったかというと
投入したCDの最大音量の部分を探し出して、そこだけを4秒間リピートしてくれるんですね。
当時は録音レベルもバイアスもマニュアルで調整するようなカセットデッキを使っていたので、この機能は死ぬほどありがたかったのだ!
この機能がない時は、自分でざっとCDを聞いてココが最大に違いない、とアタリをつけるしかなかった。
そして、録音中はレベルメーターを眺めてドキドキしながら録音が終わるのを待つ!
そんな日々もこの機能のおかげで、めちゃめちゃ楽になりました。
なんせ、そのリピートされてる部分で録音レベルを調整すりゃいいんですからな。

あとはタイムエディット機能も便利だった。
当時よくあったのがカセットテープに録音する際に、A面には曲が入ってもB面には入らなかったりする事。
このタイムエディット機能はカセットテープの分数を入力すれば、そのカセットテープに入る様に曲順を振り分けてくれるんですわね。

いわゆる「カセットテープに録音する為」の便利機能が満載だったわけです。

あの頃の音楽を聴く、という行為は「いかに良い音でカセットテープに録音するか」という事でもありました。

  1. まずはCDのトータル時間を確認する。(レコード時代はこれが出来なかった・・)
  2. それに応じたカセットテープを用意。
    ざっと聞いた感じでロック系ならNORMALテープを、POPS系ならHIGHテープを。
  3. そのテープに応じた最適なバイアスをマニュアル設定。
  4. CDの曲を順番に聞きながら、一番音がデカそうな曲を探す。
  5. それに合わせて録音レベルをギリギリ最大に設定。
  6. 録音開始。曲を聴きながら録音レベルメーターをガン見しながら「超えるなよ・・・超えるなよ・・」と念ずる。

この4-6の工程が必要なくなっただけでも当時は画期的やったわけですよ(笑)

これがレコードやエアチェックまで遡るとノイズなどの問題もありましたね。
録音して手元に残った!というその曲にノイズが乗ってしまってると、もはや想い出の中ではそのノイズも曲の一部になってしまうんですな。
後年、デジタル音源でクリアになったその曲を聴いても、そのノイズの箇所でノイズが鳴らないとなんとなく物足りない(笑)

レコードやCDを買っても、ウォークマンやカーステじゃないと持ち出す事は出来なかった。
出来る限りの事をやっていかに最上の状態でカセットに録音するか、って事もイベントの1つでした。

それが、今では70分のCDが3分ちょいであっという間にリッピングですもの。
そりゃ音楽との向き合い方も変わるってもんです。
あの頃のカセットデッキはオートリバースやスキップ機能もあったもの精度が悪くて、曲間が短いアルバムだとA面の最後まで行ってしまうケースがほとんどでした(笑)

不便だったからこそ、掛けっぱなしにして聴くしかなかった。
だから僕等は「アルバム」という単位でアーティストの作品に触れていたのかもしれないですね。

28年間という時を経てカセットデッキに続き、CDプレーヤーも我が家のオーディオシステムから去ります。
でも、それもいわゆる時代ってやつなんでしょうなあ。

でもやっぱりCDプレーヤーはまだ必要かな、と思ってますので次のを物色する予定。

このDENONのDCD-755REの中古あたりを狙うか・・・

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