ちょうど仕事の合間に位置する感じで朝から時間が空いた。
車移動ではなく、久しぶりに電車に乗って阪急梅田駅へ。
久しぶりに一人ぶらりと楽器屋なんぞを巡りたくなったのです。

ただ、梅田界隈の施設って11時オープンが多いらしく20分ぐらい足止めを食らいましたが。
淀川近くに住んでいた頃などは、なんの用事もないのにこの辺りをウロウロしてたもんです。
三番街のナカイ楽器もなくなってしまい、記憶の中の街並みとはエーライ変わってしまいましたが、時の流れとはそんなもの。

街はすでにクリスマスモードに突入しています。

茶屋町NUに開店と同時に突入。目指すは5Fのイシバシ楽器。
今回の目的はまず話題のマルチエフェクター、MOOER GE300の試奏。
しかし、品薄で現物がなく、もう1つの目的であるFenderの新しいフラッグシップ機であるAmerican Ultraシリーズが入荷してたので試奏させてもらう。

盗まれないように厳重にワイヤー巻いてあるコーナーにありました。

早速試奏を申し出ると相変わらずの軽いノリで「いいっすよー」とFenderのヴァイブロバーブに繋いでくれる。
そして放置(笑) ここのイシバシ楽器はこの「放ったらかし感」が良いのです。

ペグはもう当たり前の様にロック式が採用されていて、ネックもとても握りやすいフィーリング。
何より、あそこまで指板がフラットだと今までのヴィンテージモデルのアールに慣れてしまってるので違和感しかない(笑)

このジョイント部分が今回の目玉の1つ。
今までのジョイント形式だと、6弦17フレットに人差し指を持って行こうとすると手の平にジョイント部分が当たってしまってましたが、これだと何の違和感もなくスコンと17フレットまで行けます。

このボリュームポット部分がボタンになっており、これを押し込むとフロントピックアップが単独でオンになります。
なのでセンターとリアをハーフトーンにして、このボタンをオンにすると全てのピックアップを鳴らせるという。
そのピックアップもノイズレスピックアップになっていて、これが本当にノイズがないのよ。
その分、高音部の暴れ感が少なくなったかも、という感じがしましたな。
リアとセンターのハーフトーンも、今までのパッシブに慣れてるとちょいと使い勝手が変わりそうです。

トーンボリュームは手前がフロントとセンターと共通になっていて、奥はリア単独。
そして、リアのトーンポットは10(フル)で一旦ロックがかかる仕様になっており、知らんうちに回ってたという事がないようにしてありました。
この辺りの改変は好感が持てます。
個人的な好みとしては、肝心のボリュームポットのトルクが小さくて簡単に回ってしまう事が気になる。

スタンダードな外観を守りつつこういう所を改善していくのはとても好感が持てますね。

30分ほど弾きまくってからイシバシ楽器を離れました。

あとはもうどこに行ったか忘れたぐらいに楽器屋巡り。
しかし、どこにもGE-300がない!!
なので、そろそろ欲しいかなと思い始めているエレガットギターを物色する。
本気でクラシックギターをやる気もないし、あくまで普段弾いてるアコギの音色バリエーションってのが目的。
なので、ネックが細めの物が第一条件。そしてサドル下ピエゾの他にマイクが付いてる2ピックアップが第二条件。
チューナー内蔵してればなお良し。

今回「おっ」と思ったのがMaritinezというメーカーのエレガット。
このMPシリーズは「クロスオーバーシリーズ」という独自のラインみたいですな。
12フレットジョイントと14フレットジョイントのモデルがある様ですが、今回試奏したのは14フレット仕様。
自分のエレアコが14フレットジョイントなので。

このようにガットギターなのに簡単に握り込めるネックの細さ。親指で6弦を押さえる事も多いのでこれは良い。
きっとエレアコから持ち替えても何の違和感もないでしょう。

FISHMANのプリアンプに2ピックアップ。そしてフェイズスイッチとチューナー内蔵。(9V電池駆動)

音色もトーンがよく利いてくれるので、ZOOM A3経由でどないでもなりそうな予感。
うん、これはもう自分の用途にピッタリですわ。
いずれ必要になった時にはこのメーカーのいずれかのモデルを購入する事でしょう(笑)

なんかシャレオツな喫煙所でぽつりとタバコを吸ったり。

そういやTaco Bellが梅田三番街に出来てたな、と思って向かったのだけど満席で即諦めた。

だいぶ前から財布に入れたままになってるギフトカードを使っちまおうと大丸へ。
しかし、大丸に着いてからそのギフトカードをよく見ると「高島屋」と書いてあって「あー・・・」と空を仰ぐ。
今から難波には向かう気せんわいな。

そこからウメチカダンジョンに潜ってみるも、見慣れない通りがいっぱい。
高校生の時とか知らない道はないぜ!ってぐらい歩き倒したもんですがね。
いずれ、ここをウチのチビらも友達とかと歩くようになるのかな、なんて考えたりする。

これは3年前のクリスマスシーズンのスナップ。
また連れてきてやらんといかんね。

泉の広場はまだ閉鎖されていたんで、曾根崎警察の所から地上へ。
楽器屋巡りはもう良いので、なんぞメシでもとお初天神通り界隈に抜ける。
神戸の2国ラーメンが大阪に支店出してたのは驚き。

おわー、懐かしい。わざわざ明石まで車飛ばして食いにいったなおい。
しかし、なんとなくラーメンという気分ではなかったのと目的のお店があったので本日はスルー。

懐かしの「大阪グリース」があった界隈を抜けて、伝説のあの店へ。

「まるい飯店」。あの100円ラーメン、100円餃子、200円焼きめしで腹一杯食えたお店。
実はまだ兎我野方面に移転してお店は存続してるとは聞いてましたが、何ともややこしそうなビルに(笑)
今ではもうそんな値段ちゃうやろ、と思って行ってみるとなぜか閉まってました(´・ω・`)

ココイチあるやーん、カレー食おう・・・・・ちゃうがな!!!
そう、この辺りはバッキバキの風俗街。
お昼だというのにスーツ姿の男性と、プロの女性(必ず大きなカバンを持っている)が腕を組んで行き交う街なのだ。
それにしてもこの辺の風景も変わったなあ。
ダンスホール「ワールド」の跡地は巨大なパチンコ屋に。そして新たにホテルもいくつか建ってましたな。
まあ、ホテルに関してはホテヘル利用がほとんどだろうけど、何も知らずに宿泊してる海外からのお客さんはびっくりするやろね。

今月12/14(SAT)にある南森町Shot Bar TideでのGEKOライブのポスターをまだ貼ってなかったので、このまま歩いて南森町方面へと。
キンコーズ南森町店にてポスター印刷、そしてドン。

昼Tide。もちろん開いてるわけもなく、新聞の様にポスター差し込み・・・

松屋南森町店で新しくなったカレーを食べて「なんやねん、大して前と変わらんがな」と憤慨してから、堺筋線で帰宅しました。