ライブの為に譜面書いたり練習したりしてたので、今話題のWBCは全然試合を見れてなかったんですが
今日の朝8時からやってたメキシコ戦はちょうど仕事から戻った時間帯なんで、のんびりと見てました。

試合内容は血湧き肉躍る内容で、9回裏のサヨナラの場面など隣のお家から「ウォォオォ!」という声が聞こえたぐらい(笑)

TBSの中継を見てたんですが、やたら流れてくるジャーニーの「セパレイト・ウェイズ(1983)」
当時、洋楽をあまり聴いてませんという人もマイケル・ジャクソンの「スリラー」と同じぐらいなぜか所持してた名盤「フロンティアーズ」からのシングル曲である。

フロンティアーズ

フロンティアーズ

ジャーニー
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CM行く度にエンディングの「アーーーーーーーーーーーーダダッ」が流れるのも耳につくし
なんか変なユーロビートアレンジしたバージョンなんぞも流れててものすごい違和感が。
歌詞の内容はフラれた男の恨み節が延々続くというサイコ系の曲なのに、なんでこの曲がスポーツ中継に選ばれとんのやと。

思えばこの83年あたりって確かYAMAHAのDX7が発売された年。
もうどのヒット曲にもシンセシンセシンセ!って感じでテンコモリにトッピングされてましたわね。
今改めて聴き直してみると「君ら、別にシンセ使わんでもいいですやん・・」みたいなバンドもいっぱいいました(笑)

ヨーロッパの「ファイナル・カウント・ダウン」しかりボン・ジョヴィの「夜明けのランナウェイ」しかり、もうダサいのも通り越して清々しさまで感じるアレンジなヒット曲の数々。
80年代の大映ドラマの主題歌に選ばれたカバー曲あたりはほぼシンセイントロ→バンドオールインみたいなアレンジ。

  1. スチュワーデス物語(1983)・・・Flash Dance~What a Feelin’
  2. 不良少女とよばれて(1984)・・・Never(元ネタはムービング・ピクチャーズ:サントラ「フットルース」より)
  3. 乳兄弟(1985)・・・夜明けのランナウェイ

うわあ、もう冒頭の「この物語は~」というナレーションまで聞こえて来るぜっ・・・

って、なんでそんな曲が野球の中継に・・・・

WBCの中継では2009年からこの「セパレイト・ウェイズ」は採用されてるみたいですが、案の定こういう理由みたいで。
それならもうアルフィーの「メリーアン」でも良かったんじゃないのか、と。
実際、かなりこの2曲は酷似していますし(笑)

ああ、あの輝かしい僕等の80年代。
共に青春を過ごしたちょっと上のお兄さんやお姉さんは、テレビ中継の決定権を握るポジションまで上り詰めたって事なのだね。
もう40年前のヒット曲なんだもんなあ・・・・

ちなみにこの「セパレイト・ウェイズ」。
プロモビデオのダサさもファンの間では語り草となってます。

きっとまだそんなに予算が・・・・ねえ。
多分、半日もかからなかったんじゃないか撮影するのに。
ちなみに「最近の(80年代当時)PVに金かける風潮に皮肉を込めてわざとこういう風にした」との事らしいです。よう知らんけど。

さて、明日の朝は決勝戦ですな。
頑張れ、ニッポン!(アーーーーーーーーーーーーダダッ)