JC-120といえば国産ギターアンプの名機。
なのでそこらで圧倒的に見かける事の多いアンプでもある。
あらゆるスタジオ、そしてあらゆるハコにはほぼコイツが必ずある。
自分が愛用しているマルチエフェクトGT-8も同じRolandの製品群だし、
基本的にはJC-120のReturn端子に挿して使う事を前提に設計されているので
このエフェクトを使い出した当初はスタジオにこもって
JC-120の前にしゃがみ込んで音作りを徹底的に行ったもんである。
(この場合、プリアンプなどは全てGT内で完結させている)
しかし、しかしだ。
このJC-120、どう考えても個体差が激しすぎるんである。
あの時ちゃんとJCで作ったのに、なぜここのJCはこんなにヒドイ音なんだと
憤慨することも多かったりする。
そりゃ生産年度やそいつの状態などで色々差が出るのは仕方ないとは思うけど
知りたいのは「このJCがなぜショボい音なのか」という原因なわけで。
昨日、ジョニーエンジェルで使用したJCはここ最近ではまれに見る
アタリの筐体だったようで、音を出した瞬間振り返ってしまったほどである(笑)
単純に「好みの問題」と片付けてしまうよりも、
「ハズレの筐体を使うしかない場合の対処法」を知っておきたいと思うのよね。
色々と調べている内に見つけたのが
「JC120のポテンシャルを200%引き出す極意」という教則DVDのダイジェスト。
最近はそんなもんまで出てる教則DVDの世界に驚くが
このダイジェストだけでも新旧モデルの音の違い、そして縦置きにするだけで
あそこまで音が変わるのもちょいと驚きの内容(笑)
個人的な見解としては
「JC120はわざわざ所時したくないけど使い方は全て知っておきたい」というものなので
この教則DVDはちょっと見といた方がいいかも知れないなあ、と。
届くのが楽しみですわこれ。