本日はFAUN TIME、京都シュガーズでのライブでした。
一番長く在籍しているバンドという事もありますが、ここ最近はみんな忙しくなり
なかなかスケジュールが合わない事が多いので、こうしてみんなに会えるだけでも
嬉しい、というか生きてるかどうかをお互い確認出来る、みたいな(笑)

雨男×2が揃うと豪雨、というもう誰にも言い訳が出来ない天候でしたが
たくさんの人に遊びに来て頂いてとても楽しい夜でした。

そのライブの中の一コマ。

僕自身は完全なるBOØWY世代なわけでして、
いまもBOØWYのコピバンをやってるぐらいなのですけども
まずチェックされるのは「Bad Feelingのイントロカッティングの出来」が全て。
Youtubeでも星の数ほどの演奏動画がアップされております。

布袋氏本人による解説動画はこちら。
http://youtu.be/2-bpaShRXAQ

布袋氏も自ら語ってる様にもともとファンク系のギターもたくさんコピーしてたようで
16分裏からのスライドなどにその影響が伺えます。
ハネてる、という布袋氏の主張はあちこちで論議を呼んでるみたいですが(笑)
自分もこの曲はバンドで演奏しているのですけども
あとから動画で見るといかんせん出来てるとは思えないのが残念なとこ。

そしてFAUNの演奏レパートリーの中にシックの「おしゃれフリーク」という曲があります。
ナイル・ロジャースによる名カッティングリフがとてもかっこいい。
なんでそんな邦題なのかは気になりますが・・・

この曲の間奏はずっとAmとD7の繰り返しなのですが
これを弾いてる時に「あ、これBad Feelingと同じやん」と思い、
途中からBad Feelingのリフに切り替えてみるとこれが違和感なし。

ああ、多分布袋氏はここからアイデアをもらったのかなと一人納得しました。
カッティングはほんと出来てると思っていても、録音とかすると
全然出来てなかったりするのでとても奥が深い。
というか、恐らく死ぬまで自分のプレイに納得なんていかない気がする。

一時、真剣に自分のカッティングのひどさに悩んだ時に
この教則本をほんとうにイチから真面目にやってだいぶ改善されたのを覚えてます。

「良いカッティング悪いカッティング」というなんともな名前の本です。
それにしてもなんでギタリスト向けの教則本ってアホの子にわかるような
名前ばっかりついてるんでしょうか。
(地獄のメカニカルトレーニングとかなんちゃってジャズギターとか)
こんな人をナメたようなタイトルの教則本はおそらくキーボーディストにはないでしょう(笑)

最近のはDVDまでついてるみたいですが、これはピックの持ち方、手の振り方から始めるのと
おなじフレーズでも「良い例」と「悪い例」が収録されてるのがすごくよかった。
今でもたまに読み返したり、CDに合わせて弾いてみたりしてます。

とはいえ「出来てる」とは言いがたいのが自分の残念な所なんだよなあ。。
精進しなければなりません。生きる事とは基本の積み重ねナリ。