ようやく初のライブになるグループサウンズバンドのライブ。
大先輩にあたる方々の15年ぶり以上のライブのサポートって事なのですが
やっぱり皆さんそれぞれとても忙しくしており、本番当日まで全員が揃って
リハーサルが出来ませんでした。
それでも当日が来たならもう腹をくくるしかありません。
本日の会場は大阪、九条にある「座・九条」というフリースペース。
パッと見ると工場の一角にしか見えないというなかなかディープなロケーション。
実際、中の造りは見事なまでの工場でしたが(笑)
会場は土足禁止の為にブルーシートを購入してのこの感じ。
本当に手作り感があふれるイベントの予感。
リハーサル始めた瞬間にさっそく近所から苦情が出て、警察がやってきました(笑)
今まではアコースティックユニットのライブぐらいしかやった事がないって事なので
そりゃエレキギター3人、キーボード編成では苦情も出ますわね。
リハ終了後、久しぶりに九条の街をブラブラと歩いてみる。
ここは本当に良い意味で昔から全然変わらない。
すぐ近くに明治から続く赤線地帯、松島遊郭がまだ現存しているというロケーションも
それに拍車をかけているのかも知れないけど、再開発とかそういうのとは
本当に無縁なまま、現在まで来ている予感。
しかし、建物の隙間から京セラドームが見えてたりするのもなかなか面白いのだけど。
18時からイベント開始。
自分達の演奏は19時から始まりました。
本日のセットリストは以下。
- 今日を生きよう(ザ・テンプターズ)
- 愛する君に(ザ・ゴールデン・カップス)
- 真っ赤な太陽(美空ひばり)
- 虹色の湖(中村晃子)
- エメラルドの伝説(ザ・テンプターズ)
- 恋の季節(ピンキーとキラーズ)
- 太陽は泣いている(いしだあゆみ)
- 恋はもうたくさん(ザ・ダイナマイツ)
- 雨の御堂筋(欧陽菲菲)
- 恋をしようよジェニー(ザ・カーナビーツ)
- シーサイド・バウンド(ザ・タイガース)
- 白い小鳩(朱里エイコ)
- バンバンバン(ザ・スパイダーズ)
Encore
- デイドリーム・ビリーバー(ザ・モンキーズ)
本番演奏中もお店の前まで警察官が来ている、という状況だったらしいですが
演奏は最後まできちんと終える事が出来ました。
大先輩方の復活のお手伝いが出来た、という充実感、そしてやっぱり気を使うので
どっと疲れてしまいました。
打ち上げに1時間ほどだけ参加して帰宅しました。
次回のライブはまだ未定ですが、普段演奏しないジャンルなので
また勉強の為にぜひ参加したいです。
今回はちょっと時間が足りなくて数曲を譜面見て演奏しましたが
次回は完全に身体に叩き込んでからライブに挑もうと思います。
命、という物について考える
このライブで共演する対バンのメンバーが数日前、病気の為に急死しました。
重度の肝硬変だったそうです。
しかも年齢は自分の一つ下。
やっぱりお酒が原因だとは思うのですが、自分と近い年齢の人が
こうして急に亡くなってしまうのはやっぱり色々と考えてしまいますね。
人生の折り返しを過ぎている、という実感と共に
あと数年ぐらいかなギターを弾けるのは、という想いもなんとなく頭をよぎりますが
大先輩方が還暦を超えてもこうしていいライブをしているという事実もありますし
ちょいと複雑な心境なのでした。