ここ最近は60年代の音楽を深掘りして聴いてる事が多く、その中でも1968年のヒットに好きな物が多いなあ、と。
自分は63年-70年の間はビートルズなどのブリティッシュロックを軸に考える事がクセになってる。
68年のビートルズと言えば「ヘイ・ジュード」と「ホワイトアルバム」。
ストーンズは「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」と「ベガーズ・バンケット」
フーはちょうど「トミー」の制作に入りつつある頃、やね。

前年の1967年にはモンタレーポップフェスティバルがあったんやがメンツがゴイスー。

なんともまあ末恐ろしいラインナップではありますが、ここから1969年のウッドストックに繋がっていくんやね。
「ウッドストック」は映画で見たけど、なんかダルイなーと思ってあんまり好きではありません。
改めて今見たとしても多分、感想は変わらないような気がする。

この1968年辺りのブリティッシュロック(特にストーンズとフー)は、さあこれから!って感じがして、そっちばっかり聴いてた感があるんですが、もうちっと横に広げて色んなもんを聴こうやないか、と。

アメリカ側に目を向けてみるとビーチ・ボーイズが「ワイルド・ハニー」で、ちょうどややこしなってきた頃。
この辺りの曲をAmazon Musicなどで聴いてるとおすすめされるのがアソシエイションとかフィフス・ディメンション。
名前はなんとなく知ってましたが、改めて聴いてみるとけっこう好きな感じ。

フィフス・ディメンションはやっぱり「アクエリアス」になるんかな。

https://www.youtube.com/watch?v=vbCH5lnZ6sA

アイズレー・ブラザーズがモータウンから離れて6人組になったのも1968年。
6人組なってからのアイズレーが一番好きなので、やっぱり68年って何か色々と転機があるんかもしれませんな。

下はApple Musicから引っ張ってきた1968年ヒットのプレイリスト。

ヒット曲はいつの時代も世情が反映されてるので、調べてみたらソンミ村虐殺事件があったんやね・・
それをきっかけにベトナム戦争への反発・反戦運動が広がっていったわけやから、この頃のイギリスとアメリカの曲調の違いはこういう世情にも反映されてたんやろなあ。

日本の1968年は全共闘が始まったぐらいになるのか。
まだ内ゲバとかもなかった頃やね。
そして3億円事件、か。

自分が産まれる3年前の1968年。
どんな世界がそこにあったのかこの目で見てみたいもんです。

この本がとても面白そうなので読んでみよう。えらい高いので図書館で探すw

1968〈上〉若者たちの叛乱とその背景

1968〈上〉若者たちの叛乱とその背景

小熊 英二
¥7,480(as of 11/21 11:55)
Amazon product information
1968〈下〉叛乱の終焉とその遺産

1968〈下〉叛乱の終焉とその遺産

小熊 英二
¥7,480(as of 11/21 11:55)
Amazon product information