ここ最近はアコギ野郎としての生活を続けているわけですけども、前からいつかは・・と思ってたのがこれ。

右手の爪、さてどうしよう? ― 押尾奏法始めて1年経ちました

もう3年前の記事ですが(笑)
なんやかんやと試行錯誤しつつも一度も右手の爪は伸ばさないまんま来たわけです。
で、Amazonでこういうのを発見しまして。

あの「アリア」が出しているつけ爪キット。
レビューを読んでみると医療用両面テープでくっつける、というのでなかなか好評でしたので購入。
いわゆる「爪を伸ばした状態での演奏&生活」を2000円以下で疑似体験出来る、と。

右手人差し指と中指、そして親指に装着したのがこちら。
ヤスリも付いていて、とりあえずアコギ片手に形を整えながら弾いてみる事に。

・・・・・・・めっさ弾きにくいやん。
アルペジオとか壊滅的に弾けません。
今まで培ってきたもんを全てやり直す覚悟で臨まんといかんかもだぞこれは。

しかし、音量を稼ぐ事は確かに出来るしハーモニクスはめっちゃ簡単に出せます。
そりゃ今までだと指の肉に当たってしまう事もあるのでどうしてもクリアには出ませんしね。

特に「アップストロークを人差し指・中指の爪で出来る」というのはものすごく便利。
爪を伸ばしていないとどうしても指の腹でやらんといかんので、まともに音が出ないですしね。
そして、この医療用両面テープがなかなか強力でかなり強めに弾いてもまったく爪が取れる気配はありません。

押尾センセイの曲で言うと「Landscape」なんぞは爪を伸ばさないと無理なんやな、と実感。

こういう早いストロークの場合、指に装着するタイプのピックだと絶対に飛んでいくやろうしな・・・

そしてエレキを弾く場合、爪が伸びたままだと・・・・ピックが持てない事が判明。
とはいえエレキを爪で弾くようにシフト出来るか、とやってみましたがこれも無理(笑)
うーん、やっぱり「この道だけで行くで!!」っていう踏ん切りでもないと爪は伸ばせんかも・・

さて、ギターを置いて「実生活」は果たしてどうなのか、という実験。

パソコンのキーボード・・・タイピングミス連発
背中をかく・・・・・快適
シールをめくる・・・快適
夜の生活・・・・・未検証

これはどう考えても爪を伸ばすっちゅうのは自分には無理って事が判明。

なもんで、一番最適な道は「練習の時にはきっちり爪を装着する」という習慣づけからスタート、ですかね。
演奏上で得られるメリットはデカい、しかしそれにはもっかい1からやり直す覚悟がいるっちゅう事ですよ。

しばらくはこのつけ爪で練習して、感触を掴めたらオーダーメイドのべっ甲爪を作って自分を追い込むという路線で行きたいと思います(笑)