先日、長男から「遊具から落ちて足に穴が開いた」というなかなかショッキングな電話がありまして。
結局それで3針を縫うというそれなりの大けがという事になりました。
さすがに痛くてワンワン泣いてたし、縫うという経験は小学4年にとっては大変やったと思います。
若干、膿が出てきて「もしかしたらもう一回、切開して消毒かも」と言われてたので、どうなることかと。
幸い、本日の診察では経過良好という事でめでたく抜糸という事になりました。
もう一度あの苦痛が・・・と戦々恐々としてた長男も笑顔に。
よくよく話を聞いてみると、なぜ遊具から落ちたんだという経緯ですが、どうやら一緒に遊んでた友達に押されて落ちたらしい。
今の今までそれを黙っていたのは「その友達が責められるのがイヤやったから」という事だとか。
ほほう。そんな気遣いが出来る様になったんやね。
親父としてはちょっと感動してしまいました。
「こいつに押されてこうなった!!」という流れももちろんありえた話なんですが、
友達をかばった、というその行動に子供なりの「男気」を見た気が致します。
それぞれ性格が違って当然なんですが、自分の普段の考え方と照らし合わせても今回の長男のこの行動には100点をあげたい気分です。
2年程前に長女を怒ってる時に台所から二人分のココアを持ってきた、というエピソードがありましたが、
その性格を持ったまま成長しているというのは親としては嬉しい限り。
人に優しい男であれ、と思ってずっと長男を見てきましたが、さてこれからどんな男に育っていくのか楽しみです。
病院からの帰り道、見上げればすっかり秋の空。
これからどんどん寒くなっていくんやろね。