自分にも覚えがありますが、中学2年にもなると自分の得意・不得意な教科がはっきりしてくるようで。
吹奏楽部で低音担当している長女はどうやら英語が得意な様子。
義妹のいるオーストラリアに夏休みの間に滞在したり、ハリー・ポッターシリーズをわざわざ英語字幕に切り替えて観たりなどなどそれなりに耐性がある様子。
それにしてはいつもテストが高得点、ってわけではないのが微妙なとこですが・・・・
父「それなら英検受けてみたらどないよ」
娘「それってオンラインで受けれるん?」
父「確かどっか会場に行って試験受けるんちゃうかな」
娘「えーめんどくさいー」
確かに面倒くさいのはわかるけども、アンタ言うてる間に受験で出向かなアカンがな・・・
そういう自分も英検って言葉は知ってるけども、内容とかまでは全然知らん。
もう中2やし一人で行って帰って来いってのも余裕ですけども、どうせその時に送迎するんなら、と思いまして。
自分も申し込んでみました(笑)
とりあえず親子共々、どんなもんかわからんし場慣れしとくのも良かろうと思ってまず一番下の5級から。
公式サイトには5級は「中学初級レベル」という事なので、もはや35年以上は英語教育から離れてる自分の技量を測るにはいい機会でもある。
試験当日までの対策
まずは過去問題集などを購入
本屋に出かけて英検関連の物をざっと見てみるとあるわあるわ。
自分は旺文社の「7日間完成 英検5級予想問題ドリル」を購入。
娘には同じく旺文社の「中学生のための英検5級合格レッスン」を。
旺文社の参考書はリスニング用アプリ「英語の友」と採点見直し学習アプリ「学びの友」に対応してます。
このアプリ、使ってみて非常に便利やなと思ったのは参考書側に書き込まなくても、アプリ側で回答すれば採点も自動やし学習率も即座に出る。
自分が子供の頃やと採点も面倒くさかったし、それこそ「先に答えを見てしまって勉強にならない」という禁則技も発動してましたし(笑)
参考書に書き込まなくても学習出来るので、そのまま下の兄弟に流す事も出来るのも非常にヨロシ。
食後のリビングにて当日の試験と全く同じシチュエーションで親子でタブレット片手に模擬試験チャレンジ。
・・・・・さすがに5級は手応えなさすぎ、でした。
曲がりなりにもこちとらけっこう長い間英語の歌、歌ったりしてまんねん。へえ。
そのおかげでそれなりに中学英語で学んだ基本は忘れずに今まで来れてる、という事なのかも。
長女にとっても余裕の合格ラインだったようで、後はもう試験当日ってどんなんじゃ?という楽しみしかない。
親父も一応、7日間完成というドリルを全部走破しといた。
正解率は98%。おいおい、2%間違えとるやないかい!
試験当日
受験票は試験当日から2週間前に郵便で届いた。
受験会場はその時までわからんらしくて、我々親子には今回、大阪学院大学が割り振られておりました。
大阪学院大学・・・名前は確かによう聞きましたわ高校生の頃に。
最寄り駅はJR岸辺駅、もしくは阪急正雀駅。
どちらも今まで通過するだけで降りた事のない駅。
せっかくなんで電車でいくべか、と茨木駅までは車で移動、そっから電車。
学校いっぱいあるみたいやし、駅前でなんぞ昼飯食うてから行けばいいやと思てましたが、阪急正雀駅前は思ってた以上に飲食店がない(笑)
こちとらイメージとしては阪急関大前駅みたいに、大学までの道に色んな店が建ち並んでるとばかり・・・
JR岸辺駅前まで移動したら食堂があったのでそこで食事。
時間が余ったので、フレンドマート内のフードコートでコーヒー飲みながら時間つぶし。
よくよく考えてみれば娘と二人で電車に乗って出かける、ってのは恐らく初めて。
このハナモゲラボには2016年の勤労感謝の日に3人で初めて電車に乗った記録が残ってました。
この時の話をしてみたら「あ!覚えてる!赤い観覧車に乗った時?」との事。
あれからもう8年かよ・・・と思いながら目の前で抹茶ラテなんぞを飲んでる娘を見るとそらデッカくなるわな。。と。
周りには同じく英検を受けに来た親子連れがたくさんいましたが、年齢層がなんか微妙。
娘「(・・・・中学生とか私だけちゃうん??小学生ちゃうほとんど)」
父「(アホか、一緒に来てるのは引率の親っぽいけど、俺は中で試験受けるんやぞ??)」
娘「(ダッサwwwww)」
大阪学院大学に着いてみると、一応大人もたくさんいて安心。
しかし、5級の試験会場に入ると、うわあ・・・小学生ばっかりじゃわやっぱ(笑)
引率の親御さんがあれこれ心配そうに座ってる子供の横に立って世話しているのを横目にどっかりと着席するおっさん(53)
試験管の大学生が「あれ?何座ってるんあの人」とツカツカ近寄ってくるも、自分の受験票を見せて納得してもらう(悲)
背中震わせて笑ってる長女にいささかムカつくw
自分が受けた5級の試験会場内に成人以上はいてるのか・・・・?見回すと自分以外に一人だけいました。
同世代ぐらいの男性でどうやら一人で来ている様子。
どんな事情で、そしてどんな決意で英語を再び学ぼうとしてここに来たのか考えると少し胸が熱くなる。
オッケー、もうすぐ本番だ。行こうぜ相棒(バディ)!(BGM:哀・戦士)
試験そのものはきっと正解率100%であろう、という内容で終わりました。
ま、英検というものの雰囲気を知れたのが一番大きかったかな。
試験終了後。
ちょっと大学内散策してみようぜ、との提案に「どうせ煙草吸うとこ探してんちゃうん?」と返してくる娘が怖い。。
いや、大学とはいえ喫煙所あるかなー、とは思ってましたけどもね。えへへ。
35年前、大学に進学なんて思考はこれっぽっちもなくて、高卒で働きに出た自分ですが大学に通ってた場合の人生をふと想ったり。
学園祭での演奏などで敷地内に入った事は今まであったけども、教室内に入ったりとかはなかったもんなあ。
てか、あと4年もすりゃ娘も大学に通う年齢になってまうんだよなあ。。
定年退職後に大学に通う人もいる、というのもなるほどなあ、と思いました。
その年齢になるともう自分の興味がある事って充分に絞られてますもんね。
それをもっと深く学びたい、という欲求を満たすのに大学に入学ってのはアリかもしれませんね。
さ、次は英検3級チャレンジしてみっか。