国産ブログツールとしてけっこう利用させてもらっていたBlogn(http://www.blogn.org/)。
PHPさえ動けばデータベースを使わずにブログを構築できるので
当初はよく使っていましたが、このハナモゲラボもこの度Wordpressに乗り換えました。
理由は以下です。

 記事を書いてる時にブラウザクラッシュ、PC再起動などのトラブル。

これにはさんざん悩まされました。。
なんせ気合い入れて文章書いてる時に限ってやってくるコイツ。
Blognはただのテキストエリアだったので書いてた文章はネバーカムバックです。
「そういう事もあるから文章はまずテキストエディタで・・・・」
とか思ってたけど、いやそれはちゃうやろ、と。
そこで、サーバ側に自動保存してくれるWordpressの仕様が
移行を決意させてくれたのでした。

度重なる本体への魔改造によりアップデート不可に。

Blogn+の関連項目も数個ある当ブログですが
本体にスクリプトを足したり、書き換えたりしまくってる為に
アップデートや再インストールの度にわざわざこれを再構築するのに
嫌気がさしてきたのもあります。
WordPressならほとんどがプラグインやfunction.phpで事足りるので
この手間を省けるのがいいですね。

管理画面の使い勝手の良さ。

管理画面関連のプラグインだけでも何種類もある上に
本体、プラグインのアップデートも全て管理画面からできるWordpressに
勝てる要因がまったくなかったのは正直な気持ちですw

ネットに転がっている情報量の多さだけ見てもやはり段違い。
さて、いかにしてBlogn+からWordpressに乗り換えたのかを書いておきます。

WordPressへの移行方法(自分の場合)

まずはBlogn+から記事データのエクスポートを行います。
UTF-8形式のMovable Type形式にてテキストファイルをエクスポートして
WordPressに読み込ませるのですが、記事の中の改行の扱いが異なるために
(というより手打ちでタグでも打たない限り、段落という概念がBlognにはない)
少しだけ改造が必要でした。

WordPressにMovable Type形式のログを読み込むにあたって
プラグイン形式で「Movable Type and TypePad Importer」というのが
自動的にインストールされますが、それの本体であるmovabletype-importer.phpの
455行目にある下記の部分、

if( !empty($line) )

コメントアウトしてあげる必要がありました。

//if( !empty($line) )

あとはそのままログを読み込みます。

そして、もう一つ「PS Disable Auto Formatting」というプラグインで
読み込まれた記事をいじりました。
WordPressの管理画面、サイドバーの「自動整形」から
記事内容の自動整形という部分のチェックを外して、
一括整形処理で読み込んだ記事に処理を行いました。
これで、Blognに近い形での見た目に整形されます。

最初はURLも同じまま、Wordpressに移行しようとしてましたが
心が折れてあきらめました。

テーマは前のBlogn時代のコイツが気に入ってたので
WordPress用のテーマとして作り直しました。

これからじっくりと作り込んでいこうと思ってます。

とりあえず、今までありがとうBlogn+!