今年の大河ドラマ「真田丸」がとても面白い。
御飯食べた後、テレビを見てたら何気なく始まった第1話を見てたらめちゃめちゃ面白くて
それ以来、毎週日曜日がとても楽しみ。
幕末から太平洋戦争集結まではあらゆる本を読んでるのでそれなりに詳しいのだけど
戦国時代は正直教科書レベルでの知識しかありません。

ゲーム「信長の野望」なんかはまず武将を選べ、と出てくるじゃないですか。
その敷居の高さがもう全然ダメなんですよあのゲーム。
「提督の決断」ならどの提督を選べと言われたら即選べるんですけど(笑)

今回の大河ドラマは真田家のホームドラマ的な感触で、
家族一丸であの戦国時代をいかに乗り切っていくかという描かれ方なのがいいですな。
草刈正雄氏演じる真田昌幸の腹黒さと人間臭さがとてもよろしいのですよ。
女性や家臣を含む所では「このワシがいる限り武田は滅びぬ」と言ってるのに
息子らの前では「武田は滅びるぞ」と言ってみたり、
次男を前にして「ああ、金と力が欲しい!」と嘆いてみたり、そんな人間臭さが
今の自分とたまらなくシンクロするせいなのでしょうかw

真面目に大河ドラマを見るのは同じく三谷幸喜脚本だった「新選組!」以来。
あの時も最初はかなりのコメディタッチでものすごく違和感があったのを覚えてますが
どんどんシリアスになっていったので、今回もすごく楽しみです。

ドラマ内のCG地図は「信長の野望」のコーエーが担当しているというのも
ゲーム好きとしてはたまりません。
これを見終わる頃には「信長の野望」を楽しみながらプレイ出来てるかも知れませんね。

名作「やる夫が徳川家康になるようです」を再読

このドラマが面白いのでなんぞ戦国時代の本でも読んでみるかと思ったのだけど
ネットとゲーム、そしてアニメで脳が半ば腐りかけてる自分にとっては
やっぱりこの「やる夫が徳川家康になるようです」が一番しっくり来ました(笑)

アスキーアートと呼ばれる絵でさまざまなアニメやドラマなどのキャラを
各武将にキャスティングして35話に渡って繰り広げられる徳川家康の一生。
誰でも書き込める2chで展開されるが故に、色んな歴史好きにツッコまれるリスクに耐えて
35話を描ききったこの作者さんは本当にすごいと思います。
特に最終話の締め方は読んでて涙が出ます、本当に。

そういえばWindows Vista以降メイリオフォントが標準になり、
このアスキーアートの基準とされたMSゴシックもWindows7以降は形が変わり
ちゃんときれいにアスキーアートが表示される環境を入手するのは難しくなりましたね。。

スマホでなんか壊滅的に読みにくい事この上ないのですが
なんとやる夫シリーズ専用のアプリが無料でリリースされておりました(笑)
各まとめブログのRSSにも標準対応しており、専用フォントもインストールされてて
正直パソコンで読むよりも読みやすいです。

なぜかAmazonで配布されているのも面白い。こちらはAndroid3以上専用のアプリです。
他のバージョンは公式サイトにて詳細をば。
http://rss.r401.net/yaruo/