1月に予告編を見てから楽しみにしていた「ORIGIN」。
公開されたら劇場で見てやるぜー!と思ってたけども、
北摂のさらに北に居住している身にとって梅田と難波のみの上映ってのは
ちょいと気が重くなりまして、デカいテレビも買ったしPS3も繋いだしって事で
BANDAIチャンネルから配信レンタルを利用して見る事にしました。
もともと60分の小作品って事は知ってましたしね。

見終わった感想としては個人的にとても楽しめました。
中でも原作の漫画では描かれてなかったドノバン・マトグロス少尉の
登場シーン(漫画では物語終盤に登場)が追加されてたのが
「今後の売上げ次第では終盤まで映像化する」という布石なんだろな、と
ちょいと大人の事情を感じたりも(笑)

ドノバン・マトグロス少尉。漫画原作ではこの場面では登場しない。

ドノバン・マトグロス少尉。漫画原作ではこの場面では登場しない。

さて、他の人達はどんな感想なんだろな、と某巨大掲示板のスレに行ってみたら
これがけっこう気に入らない人達が多いみたいで(笑)

僕等の世代でガンダムにどっぷりとハマった頃は小学校ぐらいなので
徐々に大人になるにつれてゆっくりとガンダムから離れていった人達が大半。
それこそ1986年の「めぐりあい宇宙」の劇場公開以来、久しぶりに
ガンダムというものに帰ってきた人達も多いみたいですね。

自分はいったん離れてから20歳半ば過ぎてから続編を色々と見だして
このORIGINも漫画を読んでいましたから、設定が変更されてたりとかも
わかっていたので何も思わなかったのですが、
AMAZONのレビューなんかはもうすさまじいほどの怒りを発揮している人が(笑)

http://www.amazon.co.jp/review/R32VYD3DRPFEZG/ref=cm_cr_rdp_perm

まさかのプラモ本「How to Build Gundam」まで持ち出してきて
「あのガンダムからは設定が変わりすぎている!」とお怒りになられていますが
ここまで詳しい人でも10年は連載されてたORIGINを読んでないから
本当に不思議な感じがします。

こうやっていい大人がムキになれるのもガンダム世界ならではなんでしょうかね。
おじいちゃん達が時代劇、親父達が裕次郎の映画を見て懐かしむように
自分達の世代が老人ホームに入ったなら、みんなでガンダムを見て
「そもそもジオン・ズム・ダイクンの思想とは!」とか話し合ったりするのかな(笑)

今から秋の2作目がすごく楽しみです!
でも、次も恐らくPS3で見るんだろうなあ。